猫背を治すために自分で出来る運動 その1

こんにちは。

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

世の中、自粛自粛で心なしか街も静かになってしまったような豊橋市です。

僕の関係しているスポーツ団体も練習自粛などがあり、シーズンインの出鼻をくじかれた感が否めません。

各自自分でしっかりと鍛えて欲しいですね。

さて、今回は前回に引き続き、猫背の改善運動のご紹介です。

引き続きと言っても前回は解説で終わってしまったので、今回から具体的にご紹介していきます。

このページの内容

綺麗なカーブ

まずは顔、頭の位置の改善です。 猫背の人は顔がどうしても前に出てしまい、頭を胴体に乗せることが出来ません。

ここでちょっとした猫背検査方法。

壁に背を向けて、背中を壁に付けて真っすぐ立ってみましょう。
この時、頭が壁に付けなかったら猫背と言えます。ちょっとしんどい、と言う人も要注意ですね。

これはいわゆるストレートネック、という状態でもあります。

 綺麗な前弯を描きたい首の骨が、顔が前に出てしまう事でその前弯が消失してしまい真っすぐに近くなってしまいます。

今日はこのストレートネックを改善し、綺麗なカーブを取り戻す運動をご紹介します。

シェア出来ない

頸椎は一番上から七つの骨が積み重なって構成されています。



その七つがうまくリンクして首を動かす時に機能して欲しいのですが、ストレートネックになってしまうと、首を動かす時の動作のシェアがうまくいかなくなってしまいます。

ある所では過剰に動いてしまい、ある所はあまり動かない。

こういった動作を続けていると、ますますストレートネックを助長し、猫背が酷くなってしまいます。

ストレートネックでは特に首の伸展(上を向く)時に、このような動作の偏りが顕著に見られます。

動きが悪いところを動かす

上を向く(伸展)動作を行う時に一番動く部分は上から6番目と7番目の骨です。

頸椎は上と下の骨がはまり込んでいるのではなく、お互いに積み木のように積み重なっている状態で存在します。そのお互いの接触面を関節(椎間関節)としているのですが、上を向く時は一つ上にある頸椎が関節面を前方に滑ることで、上を向くことを可能にしています。

ストレートネックではそのカーブの消失が一番顕著なのは5,6,7番の骨であり、実際に頸椎の変形が一番多く見られるのはこの辺りの骨になります。



ですのでストレートネック、猫背を改善するまず一つの大きなポイントは、頸椎の5、6、7番を動かすことにあります。

猫背の改善運動(首編)のやり方

①まずはベッドから頭が完全に出るように仰向けで寝ます。

丁度、5,6,7番目の骨がベッドの端に当たるくらい(喉仏の真下)の位置になります。

②そしてゆっくりと頭を下げて上を見るようにします。

頸椎の5、6、7番は下位頸椎と言われ丁度喉仏から下のあたりになります。
ですのでこの運動では、喉仏を天井に向けるような意識を持つと、より動かすことが出来ます。
首の前の筋肉をストレッチさせるためにも、20秒ほどこの状態で休んでもらっても構いません。

③次にゆっくりと顔を戻して顎を引いていきます。 この時腹筋を使って体を起こさないようにして、あくまでも顔だけ顎を引いて戻すようにします。

猫背の方は首の後ろの筋肉に負担が強くなり、首の前の筋肉が弱くなってしまう傾向があります。これは頭を理想的な、胴体の真上に乗せられない(顎を引けない)原因にもなりますので、首の前の筋肉の筋トレとしても行います。

回数は10回を2セット。

やってみると結構きつく感じると思います。

めまいや首に痛みや肩や腕に痺れを感じる方は、無理せず中止してください。

まとめ

ストレートネックを改善する事は猫背を改善する事に繋がります。

肩こり改善にもとても良いので、どうぞ無理の無い範囲でお試しください^^

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