徒手療法
今まであなたは肩が下がっている、首が傾いている、足の長さが違う、骨盤が歪んでいる、など言われたことはないでしょうか。
普段の偏った体の姿勢、動作、クセがこのような状態を招いてしまうと言う理論です。
人間の体は非対称性である。
からだは対称ではなく、左右にその違いが必ず存在します。
その非対称性を鑑みて、当院では治療をしていきます。
内臓が左右対称ではない事は、皆さんご存知でしょう。
心臓が左の横隔膜の上にあり、人体最大の臓器、肝臓は右の横隔膜の下にあり、右の肺と横隔膜は左よりも大きく、胃は左に大きく湾曲し、脾臓は左に存在します。
このように左右非対称に存在する内臓は、左右一対のものでもその機能、能力は違ってきます。
この差は如実に筋骨格系にも反映され、見た目や機能の左右非対称として表れます。
日常動作のクセや姿勢の偏りが足の長さ違いや骨盤の歪みを産んでいるのではありません。
元々の体の非対称性が動作のクセ、姿勢の偏りや見た目の左右の長さの違いを産んでいるのです。
この非対称性が片側で固まってしまうのが問題なのです。
当院の治療のゴールはこの非対称性を左右でリストレーション(復元)出来るようになることです。
リストレーションとは、偏った機能、役割を左右で同じように復元=出来るようになること。
そのためにリポジショニング(筋肉、関節などの役割を変化させるエクササイズ)、マニュアルセラピー(徒手療法)などを用いて体を変化させていきます。
左右の状態にあった体全体を治療
体は左右対称ではないので、同じ部位でも左右の状態は異なっています。
そうなると左右で違うアプローチが必要になります。
右は触るけど左は触らない、という事もあるでしょう。
このようなアンバランスな治療が体全体を整えて行きます。
痛い部位のみを触っていても治る事はありません。体は頭から足先まで全て繋がっています。
体全体を俯瞰して原因を見つけ出して治療して参ります。
体の状態に合わせた段階的な治療
治療を進めていくと体の状態は確実に変わっていきます。
そういった体の変化に合わせて治療も変化させていきます。
今の状態の体に対して一番効果的な治療を選んで施術していきます。
痛みを極力避けた優しい治療
当院の徒手療法は体に極力ストレスを掛けない治療となります。
部位によっては触るだけで痛く感じるところもあるかもしれませんが、そこをグイグイ押したり揉んだりするようなことはせず、優しいタッチで施術していきます。
体を治すには自律神経の副交感神経を優位にさせるのが前提になります。
副交感神経は体がリラックスすることで優位に働きます。
この条件を働かすために、刺激は優しく心地よく感じるものになっています。
整体と称して無理に骨格を矯正するような事は決して致しませんのでご安心ください。