猫背を治すために自分で出来る運動 その2

こんにちは。

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

突然の春休みで、我が家の子供達も少し手持ち無沙汰のような感じです。

もうすぐ次女が自転車デビュー。

あのお転婆ぶりが、自転車によって更に酷くならないか心配です💦

今回のブログは猫背を改善する運動のその2になります。

前回は首でしたので今回はその下の胸の部分になります。

このページの内容

胸の骨の並び方

胸の骨は胸椎と言って、前回の頸椎に続いて12個の骨が積み重なっています。

ここは後弯と言って、背中に向けて緩やかなカーブをを描いている部分でもあります。

猫背の人はこの後弯のカーブが通常よりもひどくなり、また胸椎の伸展(背筋を伸ばす)ことが困難になって、胸椎の動きが乏しくなって来ます。

胸椎の後弯の角度を求める専門的な方法もありますが、ここでは省きます。
数字だけ挙げると、だいたい正常な範囲は20~50度の角度で収まり、それ以上になると猫背と言えることが出来ます。

胸椎へのアプローチは後弯のカーブを生理的範囲にもどし、固まってしまった後弯のカーブに動きを取り戻す事がポイントとなります。

胸椎を動かす運動

猫背を改善するには胸椎の伸ばす運動が必要になります。

伸ばすと言っても胸椎は生理的弯曲と言って、正常でも後ろに丸まっているので、過剰に丸まってしまった胸椎のカーブを少し緩やかにする、と言った感じで行っていきます。

それではやり方の説明をして行きます。


胸椎を動かす運動①

まずはお腹を下にして、四つ這いの状態になります。

胸椎を動かす運動②

顔を上げながら肩甲骨を閉じて腰を反らせます。この時、胸椎が伸展するイメージをもってしっかりと反らせます。

胸椎を動かす運動③

次に顎を引いて顔を下げながら背中を丸めます。肩甲骨を開いて、お腹をへこませて背中を高い位置に挙げるようなイメージで丸まります。

胸椎を動かす運動④

①と②を交互に繰り返します。

それぞれ10秒ほどキープしながら、①と②を連続で5回程度。

呼吸は①で鼻から息を吸って、②で口から吐くようにします。

まとめ

猫背の状態を一番分かり易く表している胸椎。

多くの人がこの胸椎が固まってしまい、猫背だけでなく肩こりや腰痛なども引き起こしています。

背骨に関しては先ずはこんな運動を行ってみて下さい。

次回は首、胸のストレッチをご紹介します。

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