膝の内側が痛いその理由と、一人で出来る改善方法。

佐々木接骨院院長の佐々木です。

 

鍋が美味しい季節になりましたね~。

 

先日我が家で食べたのは、白菜と豚肉のミルフィーユ鍋。 白菜と豚肉を重ねて鍋に敷き詰めていくアレです。

 

みんな美味しいと言って綺麗に完食してくれました^^

 

パクパク食べてくれる様子は見ていて気持ちがいいもんです(笑)

 

気温が下がって冷えてくると、いろいろ痛みを感じやすくなってきますよね。

 

良くお聞きするのが膝の痛み。

 

中でも膝の内側が痛いと訴える方が多いように感じます。

 

膝の内側が痛む原因はいろいろあるのですが、膝の内側の少し出っ張りの部分が痛いケースに絞って、その痛い理由と一人で出来る改善方法をお話させていただきます。

 

 

内側の出っ張り

 

先程、膝の内側が痛む原因はいろいろあるとお話させて頂きました。

 

良くある痛みの原因として、膝の内側の関節が潰れて狭くなっている、というものがあります。

このような感じです。

ちなみにこれは僕の右膝です(笑)

 

狭いから必ず痛い、と言うわけではありませんが、膝の内側が痛い原因として、関節の狭小化は整形外科でレントゲン検査を受けると良く指摘されますね。

 

関節由来の痛みはまた別の機会にお話するとして、今回はもう少し下の出っ張りの部分。

 

少し盛り上がったこの辺りの痛みです。

少し押さえてみてズキッと痛みがある方は、痛みが今は無くても要注意。

 

ではなぜ、ここが痛くなるのか少し詳しくお話していきます。

 

鵞足炎

 

がそくえん、と読みます。

ここの痛みにはこんな名前がついているんですね。

 

鵞足と言うのは文字通りガチョウの足の事で、この名前はその部分の状態に由来します。

 

こんな感じで何やらいろいろ入り組んでいるように見えますね。

 

これは太ももにある筋肉が集まって、腱になって骨にくっ付いている状態です。

 

その集まってくっ付いている状態がガチョウの足の様に見える(?)のでそんな名前が付いています。

 

お察しの通り、その集まっている筋肉が、この鵞足炎を改善するためのアプローチするターゲットになります。

 

それは三つありますので、一つずつ見ていきましょう。

 

鵞足炎改善ターゲットその1

 

三つある筋肉は前、内側、後ろに分かれています。

 

先ずは前の部分。

 

縫工筋と言う筋肉です。

これは腰骨から斜めに太もも前を走って鵞足にくっ付いています。

 

鵞足炎改善ターゲットその2

 

次は内側にある筋肉、薄筋と言う筋肉です。

こんな感じで内ももを走行しています。

 

鵞足炎改善ターゲットその3

 

最後は後ろにある筋肉、半腱様筋と言う筋肉。

後ろにぐるっと回って骨盤にくっ付いてます。

 

鵞足炎改善方法

 

一人で出来る改善方法としては、やはりストレッチが挙げられます。

 

この動画の中に全て含まれているのですが、抜粋してお話しますね。

 

縫工筋ストレッチ

 

縫工筋は股関節をまたぐ筋肉なので、先ずは股関節の前面からこんな風に伸ばしていきます。 動画では1分40秒辺りから。

 

次は太もも前を伸ばしていきます。 縫工筋の走行を考えると、少し足を外に向けて伸ばすとよいです。 動画では4分55秒辺りから。

 

薄筋ストレッチ

 

薄筋を含む内転筋群のストレッチはこんな感じで行います。 動画では3分44秒辺りから。

内転筋群は無理に伸ばすと痛めやすい筋肉なので、ゆっくり慎重に伸ばしてください。

 

半腱様筋ストレッチ

 

半腱様筋のストレッチはこんな感じですが、少しつま先を外に向けると半腱様筋がしっかりと伸びてくれます。 動画では1分55秒辺りから。

 

 

まとめ

 

膝の内側の痛みが鵞足炎であれば、こんなストレッチで改善が出来ますよ。

 

ゆっくり30秒ほど、息を止めずにしっかりと深呼吸をしながら行ってください。

 

 

鵞足炎に限らず、膝の痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

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