もう一度、あのフィールドへ。全てのアスリートに贈る、医師も見放した僕の膝前十字靭帯損傷から復活までの道程。その4
次の種目は自重でのシングルレッグスクワット。
表記を見るとブルガリアンスクワットのような感じと予想し、行ってみました。
片足は膝くらいの高さに設定したベンチにのせて、患側の右脚のみ10回を4セット。
最初はグラグラして恐怖感もあり、10回がスムーズに出来ませんでした。
ブルガリアンスクワットは曲げる膝の角度によって、刺激が強く入る部位が変わってきます。
やり始めは膝を曲げる意識よりも、お尻をしっかりと下げる意識を持って、脚全体に刺激が入るように行いました。
最初は自分の衰えに悔しくて悲しくなりましたが、段々とスムーズに出来るようになり、回数も伸ばせるようになると自信も付き始め、希望を感じられるように。
10回が難なく出来るようになると回数を伸ばしていき、ダンベルやメディシンボールを持って出来るようにもなって来ました。
その他の種目でも、表記してある回数負荷が軽く感じられるようになったら徐々にレベルを上げて行きました。
トレーニングの効果をあげるための原理原則の一つ、過負荷の原理と漸進性の原則です。
漠然としたトレーニングにならないよう、常に次のレベルを意識して行っていきました。
次回その5に続きます。
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