もう一度、あのフィールドへ。全てのアスリートに贈る、医師も見放した僕の膝前十字靭帯損傷から復活までの道程。その５
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次に行った種目はダブルレッグブリッジ。
膝にブラックのセラバンドを巻いて行う、とありましたので動画のように膝にバンドで負荷を与えて行いました。
狙う効果としては、殿筋とハムストリングスの活性化。
あとは体幹部にも少しは刺激が入ります。
次の種目はスリーポイントステップダウン。
足先を前、横、後ろの三か所にタッチするように、右膝を曲げて行います。
スクワットと言うよりも、膝を曲げる事にフォーカスして行う感じで、狙うのは大腿四頭筋。
中でも大腿直筋を除いた内側、外側、中間広筋になります。
これはかなり苦戦した記憶があります。
先ずは恐怖心で膝がなかなか曲げられず、足先を着こうとすると、カクン、と力が抜けそうな感じがして恐る恐るやっていました。
最初はほんの数十センチの高さでしたが、最終的にはベンチの高さから行えるようになりました。
次はバランスボールを使ったレッグカール。
プログラムにはエキセントリックに5秒かけて行うとあります。
これは膝を伸ばす時に5秒かけて伸ばしていくという事。
ハムストリングスに刺激の強い伸張性収縮を掛けてしっかりとトレーニングするのが狙いです。
このように膝のリハビリと言っても、膝周りだけがターゲットになるわけではありません。
膝の不具合はいろいろな箇所の筋力低下、不活性、不安定感によるもので、どこかが抜け落ちてしまうと、ずっと不具合を引き摺ってしまう事にもなってしまいます。
次回その6に続きます。
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