手を使うと肘がピリッと痛い!テニス肘(外側上顆炎)でお困りの方へ

肘の外側を指で触ると、ぐりぐりとした小さな骨が触れます。
この周辺に痛みが生じ、物を握ったり手首を反らしたりすると鋭い痛みが走る――。
これが一般に「テニス肘」と呼ばれる 外側上顆炎 です。
スポーツ選手に限らず、家事・デスクワーク・力仕事など、誰にでも起こり得ます。
本記事では、なぜ痛くなるのか、自分で行えるチェック方法、改善のためのセルフケア、そして当院での専門的な施術について詳しくご紹介します。
■ なぜテニス肘は起こるのか?
テニス肘の本質は、前腕の伸筋群の使いすぎによる腱の炎症や微細損傷 です。
特に負担が集中するのが 短橈側手根伸筋(たんとうそくしゅこんしんきん)。

手首を反らす・物を握り込む・指を伸ばす、という動きのたびに強く働く筋肉です。
指は五本なので指の伸筋は他にもあります。
ではなぜこの筋肉が一番の原因になるのでしょうか?
それはこの筋肉が中指の伸展に関わるからです。
中指は5本の中で一番長い指。
短橈側手根伸筋は指の根元に付着するため、端っこから長い指を伸ばそうと頑張らなければなりません。
重い団旗を持ち上げる応援団のような感じです。
あと手首を反らす際にも強く稼働し、握りこんで反らす動作はさらに強い負担が掛かります。
以下のような動作の“繰り返し”が痛みの引き金になります。
● 指・手首の使いすぎ
● 強く握り込む
● 手首を捻る(回外・回内)
● 手首を強く背屈させる
● 長時間物を持ち続ける
● 細かい反復動作を続ける
■ どんな動作で痛みが起きやすい?
スポーツだけでなく、日常生活の中にも肘に負担をかける動作は多く潜んでいます。
-
パソコンのマウス操作
-
テニスのバックハンド
-
ゴルフスイング
-
ウエイトトレーニング(握り込み動作)
-
ウエイトリフティングの挙上
-
ギターやドラム、ピアノなど楽器演奏
-
重い荷物を長く持つ
-
手の甲を上にしたまま物を持つ動作
手首と指を伸ばす筋肉が固くなり、腱の付着部である肘の外側にストレスが集中することで炎症を起こします。
■ こうした場面で痛むならテニス肘を疑う
チェックリストとして、以下の動作で肘の外側に痛みが出るならテニス肘の可能性があります。
-
ペットボトルのフタが痛くて開けられない
-
包丁で硬いものを切ると肘が痛む
-
バーベル・ダンベルを握ると痛い
-
ボタンを締めるとき指が痛む
-
ドアノブを回すと肘に響く
-
扉を引く動きで痛い
-
片手で傘を持つと辛い
-
自転車のハンドルを握ると痛い
何気ない日常動作でも痛みが出始めるのが特徴です。
■ 自分でできる最も分かりやすいテスト
― フィンガーエクステンションテスト ―
簡単で信頼性の高いセルフチェックです。
-
手の甲を上にして机に置く
-
指先が机に付かないように軽く浮かせて指をピンと伸ばす
→ この時点で痛みが出ることも -
指一本ずつに上から軽く圧をかけ、それに抵抗するように指を持ち上げる
-
特に 中指 を押さえたときに肘の外側が痛む場合
→ 短橈側手根伸筋が原因になっている可能性が高い
ご自身ですぐに確認できます。
■ 自分でできる改善方法
テニス肘は単純な“使いすぎ”だからといって放置して良いものではありません。
ただし、適切にケアすることで改善を促すことは可能です。
● 前腕背側(伸筋群)のストレッチ
手のひらを下に向け、指と手首を軽く曲げるようにストレッチ。
筋肉を長く保ち、付着部の負担を軽減します。

● テニス肘改善エクササイズ
伸筋群がストレッチされた状態から、「指を握りこむ → 開く」をゆっくり繰り返す。
伸筋のストレッチをさらに促し、拮抗筋を収縮させて相反抑制(拮抗関係にある筋肉、例えば前腕伸筋と屈筋がどちらかに強い収縮をさせると拮抗関係にある筋肉が弛緩する作用)を狙います。
● 改善してきたら、軽いチューブやダンベルでの負荷運動
痛みが少し落ち着いてから実施すると、再発予防に効果的です。
■ ただし……テニス肘は“難渋しやすい障害”
セルフケアだけで改善するケースもありますが、数ヶ月~1年以上痛みが続くことも珍しくありません。
それは原因が「筋肉の緊張」だけではなく、
・手首や肘の関節の微細なズレ
・使い方のクセ
・前腕全体の筋バランス
など複合的な要因が絡んでいるためです。
そのため、早期改善には”ほかの大きな原因”を改善させる必要があります。
■ 佐々木接骨院での施術
当院では、痛みの原因と回復のポイントを総合的に捉えてアプローチします。
● ① 原因筋である短橈側手根伸筋の徹底的な緊張緩和
筋膜の癒着・硬さを丁寧に取り除き、負担を軽減します。
● ② エレサス・ハイチャージによる炎症抑制
微弱電流と高周波で患部の循環を改善し、炎症を沈静化。
痛みが強い時期でも対応できます。
● ③ テーピングで患部をコントロール
使いながら回復できるよう、動きの制御とサポートを行います。
■ 当院でしかできない“早期改善のキーポイント”
― 手首の整復 ―
肘周り、前腕、手指の問題の多くは、手首の関節がわずかにズレて可動域が低下している状態 がよくあります。
これが"ほかの大きな原因”です。
手首の関節のズレが前腕の筋に余計な負担をかけ、肘の痛みを長引かせる原因になります。
手首を適切な方向に整復し、関節の動きを回復させることで、一気に痛みが軽減するケースも多数あります。
これは専門的な触診と技術が必要であり、ご自身では絶対に行えない改善ポイントです。
■ お困りの方は一度ご相談ください
症状を放置すると、肘をかばい続けて肩や手首にも負担が広がります。
早期に適切な施術を行うことで、より短期間での回復が期待できます。
-
日常生活の痛みをすぐに改善したい
-
スポーツを早く再開したい
-
長引く肘の痛みを根本から治したい
という方は、どうぞご相談ください。
■ LINEオフィシャルアカウントのご案内
症状のご相談、予約、空き情報の確認などはLINEオフィシャルアカウント が便利です。
お気軽にご登録ください。
※ご登録いただいた方限定の6大特典をご用意しています。ご登録頂いた方はどうぞお受け取りください。
特典の内容は、
特典①真似するだけで自分で体を改善できる、23ページに及ぶセルフストレッチファイル
特典②あなたのお体の症状にあったストレッチメニューを全米認定のスポーツトレーナーが無料で作成
特典③あなたのなりたい体を叶えて、気になる箇所が引き締まる、あなただけの自宅で出来るトレーニングメニューを全米認定のスポーツトレーナーが無料で作成
特典④お子様の身長は最終的にどれくらいまで伸びるかを予測。
特典⑤絶対お得🉐初診料2000円無料クーポン
特典⑥絶対お得🉐パーソナルトレーニング初回カウンセリング料半額3,500円クーポン
当院のLINEオフィシャルアカウントに登録されると、これだけの特典がタダで手に入ります。LINEでお問合せ、ご相談、ご予約も出来て大変便利です。
ご登録をご希望の方はこちらからどうぞ👉佐々木接骨院LINEオフィシャルアカウント
あなたの肘の痛みが一日でも早く改善し、安心して毎日の生活やスポーツに取り組めるよう全力でサポートいたします。

