「行ってみたけど変わらなかった」を繰り返している、痛みでお困りの方へ

 

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

 

だいぶ風も冷たくなりましたね。

 

次女は先日、幼稚園で落ち葉拾いに連れて行ってもらいました。

 

当院の前の道路に落ちる落ち葉もだいぶ少なくなって、朝の掃除が楽になりました^^

 

そろそろ冬支度を始めようと思ってます^^

 

話は変わって、当院に来られる患者さんの中には当院に御来院頂く前に、違うところで治療、施術を受けたと言われる方が多数おられます。

 

多くは整形外科、接骨院を「○○がいいよ」と紹介されて受診したと言うケース。

 

中にはいくつも受診している方もおられます。

 

当院としては来られた患者さんにとって、最後の接骨院でありたいと切に願っています(笑)

 

紹介、勧められたけど、あまり改善しなかった、と言うのは良くある話。

 

しかし、これで 「あそこは治らない」 と判断するのはちょっと残念な気がしてしまうんですね。

 

もし知り合いに、良いよ、と紹介されて行ってみたのに、「あまり改善しなかった」 と感じるのにはいくつかの理由が考えられます。

 

大雑把に、「合う、合わない」 と言う言い方も存在します。

 

このブログではその理由をもう少し詳しくお話して、読んで頂いたあなたに自分に合う接骨院、治療院を探す一助になれたらと思います。

 

当院の治療指針も最後にお話していますので、どうぞ最後までお付き合いください。

 

このページの内容

痛みの原因は一つではない

 

まず痛みと言うのは、痛む箇所そのものが原因、と言うわけではありません。

 

確かに急性の怪我、例えば打撲や捻挫、骨折などは痛む場所そのものが痛みを発しています。

 

しかし、急性ではない慢性の痛みは必ずしもそうと言うわけではありません。

 

長く痛みを感じている場合、その痛みを発している原因はいろいろ考えられます。

 

あなたがお悩みの腰痛と、治療院を紹介してくれた友達の腰痛は、同じ腰痛でも原因が違う、という事が言えます。

 

痛みの原因の種類

 

痛みの原因、特に慢性痛に関してはその原因は一つではないとお話しました。

 

では、その原因はどのようなものが考えられるのでしょうか?

 

それはBPSモデルというものに集約する事が出来ます。

 

痛みの科学において、最先端の知見によるこのBPSモデルと言う考え方は、痛みは単純なものではなく、いろいろな要素が絡み合っているという事を教えてくれます。

 

B・・・Biological 生物学的

P・・・Psychological 心理的

S・・・Social 社会的

 

これまでの痛みの概念として、痛い箇所に何らかの異常、損傷がありそれが痛みを感じる原因である、と言われてきました。

 

しかし、椎間板ヘルニアを手術した人がまだ痛かったり、全く痛みを感じない人に椎間板ヘルニアが存在したりと言う、これまでの考え方では説明が付かない事が多く見られるようになって、痛みの原因を一元的な見方で断定するのは困難になってきました。

 

そういった問題に対して現れたのが、このBPSモデルと言う概念です。

 

痛みは痛い箇所だけ原因ではなく、その人の心理的なもの、社会環境的なものも原因となる、というものです。

 

一元的なものが原因ではない、体に現れる症状はたくさん存在します。

 

例えば涙。

 

玉ねぎを切ったり、ほこりが煙が目に入ると涙が出ますが、心理的な変化、悲しい気持ちや感動した時、大笑いした時などでも涙は出ます。

 

痛みも同じことが言えるわけで、痛い箇所の異常だけではなく、疲労、不安、逃避などの心理的なストレス、人間関係、職場の環境など、いろいろな原因で痛みは惹起されるんですね。

 

ですので我々が患者さんの痛みを改善するには、痛い箇所だけではなく、その人の心理的な問題、社会環境的な問題も考慮しなければなりません。

 

こういった一元的ではなく、包括的な見方が痛みの改善、特に慢性痛に関しては必要ではないかと言われています。

 

 

当院の治療指針

 

当院でもBPSモデルを念頭において患者さんを診させてもらっています。

 

でもこの考え、慢性痛でなかなか改善しない患者さんに対して、

 

「あなたの原因は心理的なストレスです」

 

と簡単に言えてしまう側面があるんですね。

 

ろくに治療しないで、患部に異常がないという事で原因はストレスです、と一刀両断されてしまう可能性もあります。

 

そんなことになってしまうと、患者さん自身がまた悩み、困ってしまう事になりかねません。

 

当院では痛い箇所だけではなく、先ず体全体から痛みの原因を探り、痛みの改善に繋げる治療を行っています。

 

BPSのB・・・Biological(生物学的)と言う側面を細分化した診かたになります。

 

 

LSSNB

 

細分化した診方の頭文字をとってカッコよく表してみました(笑)

 

ではそれぞれ説明させてもらいますね。

 

L・・・Local (患部)

患部そのものを診る診かたです。 捻挫や打撲、肉離れなどの外傷は患部が損傷しているのが明らかなので、先ずはこの診かたを中心に治療していきます。

 

S・・・Structure (構造)

体の構造的な問題に着目した診かたです。 微細な関節のズレ、硬さ、緩みなどの問題を改善していく診かたです。柔道整復師の得意とする整復はこれに当たります。

 

S・・・Systemic (組織的)

体全体を繋がった一つの組織として考えて診る診かたです。 いわゆる整体や筋膜リリースなどはこれに当たります。痛みはからだの違う部分からの影響が原因である、と言う見方です。

 

N・・・Network (ネットワーク)

ネットワーク、いわゆる神経系にフォーカスした診かたです。力が入らない、バランスが悪いなどは体を張り巡る神経ネットワークの不具合が原因である事があります。 神経ネットワークを正常にして体の状態を向上させる治療です。

 

B・・・Brain (脳)

BPSのPとS、心理的、社会的な原因を改善する診かたがこれになります。痛みはこれまでは痛い部分、損傷個所から脳に痛みの情報が伝わって(インプット)、痛いと感じると言われてきました。

しかし、現在では脳内でいろいろな情報(心理的、社会的)をプロセスした結果、痛みとして出力(アウトプット)されている、という事が分かって来ています。

 

悩まされているその痛みは、特に慢性痛に関してはあなたが発する主観的なものである、と言えることが出来ます。

この痛みを生み出すプロセスを改善する治療がこれになります。

 

まとめ

 

このように、痛みの原因はいろいろな原因が考えられます。

 

紹介してくれたお友達の腰痛の原因は患部で、あなたの腰痛の原因はネットワークだったのかもしれません。

 

ネットワークの問題だとしてそこに患部治療を行ってもなかなか改善は見込めません。

 

「あそこに行っても治らなかった」

 

ではなく、あなたの原因に合った治療ではなかった、言えることが出来ます。

 

特に慢性痛でお困りの方は患部のみに固執する治療ではなく、このような診かたが必要になります。

 

ホームページによく「当院の治療法」なんて載っていますので、そんな情報を見て、どうぞ自分の状態にあった治療院をお探しくださいね。

 

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