足首の捻挫治療について、伝えたい事
おはようございます。
佐々木接骨院、院長の佐々木です。
コロナによる自粛も少しづつですが緩やかになって来ていますね。
当院の前の居酒屋さん、「飛騨路」さんも営業を再開されました。
地域のチームやクラブも少しづつ、練習を再開しているようです。
体を思う存分動かせるのはとても嬉しい事ですが、無理をしてケガをしないように気をつけて下さいね。
先日、捻挫をされた患者さんからとても興味深いお話を聞いたので、これは皆さんにも知っておいてもらいたいと思い、ブログでシェアさせて頂きますね。
こんな事が常識になって、もっとたくさんの方に知ってもらえたらと思います。
絶対固定されると思ってました。
日曜日の当直で来院された足首の捻挫の患者さんが、昨日来院。
だいぶ腫れも引いて、痛みも軽減してとても喜んでくれました。
施術中、患者さんが
「絶対固定されると思ってました」
と言われました。
患者さん御自身もスポーツをされて来て、過去のケガの経験からガチガチのギプスで固定をされ、松葉づえで帰ると思っていたそうです。
その日は念のためのテーピング固定で終了し、足を着いても良いとお伝えしました。
当院は足首の捻挫では、ギプス固定は行いません。
行っても最低限のテーピング固定。
理由は、過度な固定は治りが遅くなるからです。
過度な固定とは
過度な固定とは、整形外科や接骨院で行われるギプス固定です。
今でもU字の形で固定されるギプス固定が良く行われています。
では、過度な固定をすると何故、治りが遅くなるのか?
それはギプスを外した後に問題があります。
固定をされていた関節は固まってしまい、なかなか動いてくれません。筋力も落ちて、また落ちた筋力を戻すにはかなりの労力が必要です。
あと、動かさない事で血流や新陳代謝が落ちてしまう事も問題です。
ケガをした箇所にはその損傷した箇所を修復するのに新鮮な血流が必要になります。血流は酸素を運び込み、その酸素はケガの修復にとても大きな働きをします。
こういったサイクルが固定をする事で滞ってしまい、治癒を遅らせてしまう結果に繋がってしまうのです。
治癒を促進させる
でも、何もしないではやっぱり痛いのも事実で、固定をされた方が楽な現実もあります。
その痛みを和らげる、軽減させる事が出来れば、過度な固定はしなくて済み、尚且つ早くケガが治る事も可能になります。
今では、ケガに対しては安静、固定だけではなく、積極的な治療で治癒を促進させる方法があります。
積極的保存療法
積極的保存療法とは 接骨院では捻挫、打撲、肉離れ、脱臼、骨折の治療が可能です。 整形外科では症状によっては手術を選択する場合もありますが、接骨院ではもちろん手術…
そういった事を行えば早期に回復が出来、無駄な固定を行う事も無くなります。
これを書いている時に丁度、足首を捻挫した女の子が来てくれました。
他院を受診してからのセカンドオピニオンで、足首にはしっかりとギプス固定(笑)
施術後の痛みの消失を確認して、ギプスを取って帰ってもらいました。
最後に
もちろん、酷い捻挫の場合はある程度の固定は必要です。
しかし、それも漸次変化させていき、その時の状態にあった最適な固定をすべきです。
こういった、患者さんの症状に寄り添った施術が出来るのも接骨院の強みでもあります。
固定されて諦めているあなた、一度ご連絡ください^^
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