夜中や早朝に襲われる、こむら返りの対処法

こんにちは。

 

豊橋市札木町の佐々木接骨院、院長の佐々木です。

 

連日の暑さで汗をかく量も多くなり、水分不足→電解質不足→こむら返り、となっている方もいらっしゃると思います。

 

今日は夜中や早朝に襲われるイッタイこむら返りの簡単改善方法について御紹介します。

 

寝返りや伸びをするとキューっと襲われるこむら返り。

 

ベッドの中で悶絶してしまいますよね。

 

そんな時はこんな事をやってみて下さい。

 

【反対側の筋肉に力を入れる】

 

まず、ここでは一番多いふくらはぎのこむら返りについてお話します。

 

ふくらはぎの筋肉は腓腹筋とヒラメ筋があり、主に足首を真っすぐに伸ばす(つま先立ちをする)役割をします。

 

なので、歩くときにとても使われるんですね。

 

こむら返りはこの筋肉が自分の意志とは関係なく、強く収縮して起こってしまいます。

 

では、反対側の筋肉はと言うと、前のすねの部分。

 

ここは足首を曲げる(アキレス腱を伸ばす)動きや足の指を反らす働きの筋肉があります。

 

要するに前後で反対の動きをする筋肉が存在するんですね。

 

ふくらはぎのこむら返りの場合、このすねにある筋肉に力を入れてあげると症状が緩和されます。

 

【反対が縮むと反対が緩む】

 

筋肉には相反抑制と言う性質があります。

 

これはどういうことかと言うと、ふくらはぎと脛のように、相反する役割を持つ筋肉で、どちらかが力が入り収縮(縮む)すると、反対側は緩むということです。

 

この性質をこむら返りの時にも応用して行うのです。

 

【やり方】

寝ていてこむら返りになってしまったら、足の指を力いっぱい反らし、すねの筋肉に力を込めて目いっぱい足首を上に曲げていきます。

反対側の脚で足の甲を押してあげて、わざと抵抗をかけるのも良いでしょう。

ゆっくり目に10秒数えるくらいを3回。

それが終わったら、ゆっくり深呼吸を5回繰り返しましょう。

 

【まとめ】

ストレッチなどではこの相反抑制を取り入れたテクニックを使用することがあります。

何か道具を使う、塗り薬を塗る、などの手間は無いのでこむら返りになったら一度お試しください。

事前に一度練習をしても良いかと思います。

 

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