これが出来たら一生、腰痛になりません!?
こんばんは。
佐々木接骨院、院長の佐々木です。
コロナウイルスはまだまだ予断を許せませんね。
我が家の子供も家にいるとタブレットばかり見ているので、今朝取り上げたところです。
一刻も早い収束を祈るばかりです。
今日は腰痛を予防する、これが出来るようになったら一生腰痛とはおさらばできる?運動をご紹介します。
どんな運動かはこの先を読んでのお楽しみ(笑)
どうぞ最後までお読みくださいませ^^
腰痛予防体操
腰痛予防体操として、今ではいろいろ広まっていますね。
ストレッチや骨盤体操、腹筋運動や体幹トレーニングなどなど。
どれも効果的で大変良いものですが、僕からはこんな事をご紹介したいと思います。
お手本は赤ちゃん
以前DNSと言う団体のセミナーを大阪で二日間受講しました。
DNS(Dynamic Neuromuscular Stabilization)動的神経筋安定化
発達運動学と言う、赤ちゃんからの発達を研究する視点において、その成長するに従い出来る動作をお手本にして、成人してからの生活動作やスポーツの動作を改善しようというもの。
自分で書いていても良くわかりません(笑)
要は、赤ちゃんってメチャメチャ筋力も弱くて体も未発達ですよね。
でも彼らは成長するに従い、いろいろなことが出来るようになります。
これから動くため、生きるために体のどこの発達が優先されるのか、筋力が弱くても動く方法はどういったものか。
こんな事を赤ちゃんは本能でやってのけます。
筋力が弱い、体のバランスも悪い状態で動く彼らは非常に理にかなった動作をしていると言えます。
そんな赤ちゃんから、大人になって慢性的な痛みを抱えている方はその改善の糸口を見つけ出す事が出来るかもしれません。
今日はこんな観点から腰痛予防に効果的な、これが出来たら一生腰痛にならない!って言えるくらいの運動をご紹介します。(言っちゃった💦)
体幹の安定
先ず、赤ちゃんは生まれてから体幹を安定させようとします。
それも矢状面と言われる、体の真正面を維持すること最優先します。
この体幹の矢状面を維持する為にとても大切なのが「腹圧」と言われるものです。
これは「腹腔」と言われる空間を中から外に向かって押し出す圧力のことを言いい、いわゆるお腹にグッと力を込めた状態を言います。
正式には「腹腔内圧」と言い、この「腹腔内圧」が高められた状態で初めて赤ちゃんは手足が動かせるようになるんですね。しっかりと最初に体の中心を安定させることで手足を自由に動かせるようになる訳です。
慢性腰痛を抱えている方は、この腹腔内圧を高める事が苦手と言う傾向があります。
では「腹腔内圧」を高めるためにはどうしたらいいのか?
これには「腹腔内圧」を高めるために必要な筋肉が関連します。
その筋肉とは、
上が横隔膜、下が骨盤底筋群(お尻の穴を閉める筋肉)、周りを腹横筋、内腹斜筋、後ろを多裂筋(背骨につく細かい筋肉)
を言います。
これらをしっかりと正常に働かす事で腹腔内圧を高める事が可能になるんですね。
慢性腰痛の方はこれらの筋肉が正常に働いていないと言う事も出来ます。
赤ちゃんが産まれた瞬間から真っ先にやる事と言えば...泣く事ですよね。
泣き声を聞いて母親も周りの人間もホッとしますよね。
この泣くと言う行為は、呼吸と言い換える事も出来ます。羊水で満たされていた母体から外の世界へ出た時に最初に必要とされる呼吸。
この呼吸で使われる主要筋は横隔膜です。横隔膜は人間が産まれて一番最初に使う筋肉と言われています。
腹腔の上辺をなす横隔膜。
赤ちゃんは腹腔内圧を高める事が出来るよう、生まれた瞬間から横隔膜を動かしている、と言い換える事も出来ます。
生後3か月
体幹が安定でき、手足を自由に動かせるようになる時期とは、いつくらいでしょうか?
それは生後3か月くらいと言われています。
おむつを取り替えるのに、手足をピコンピコン動かして大変になる時期ですね(笑)
要は仰向けで、手足が天井に向いた状態。
この時期から体幹、いわゆる矢状面が安定してきます。これは腹腔内圧を高める事が出来るようになる、と言い換える事も出来ます。
試しに仰向けに寝て、手足を天井に向けて挙げてみましょう。
自然とお腹に力が入りませんか?
この姿勢で行う運動が腰痛にとても効果があるんです。
3months position move
この状態のまま、動いて行きます。
例えばこのように、回って動いたり、
真横に動いたりします。
ここで求められるのは腹腔内圧を高めた状態での動作になります。
腹腔内圧を高められないと、力が入らず身動きすら出来なくなってしまいます。
当院でのパーソナルトレーニングでもこれを行ってもらう時があります。
例外にもれず皆さん大苦戦💦
これが一番きつい、と言うクライアント様もいらっしゃいます(笑)
いかに普段、腹圧を高められていないかという事ですね。
最後に
この姿勢から横に動いたり、寝返りを行ったり手足を動かす方法もあるんですよ。
まずは回るのにチャレンジしてみて下さい。
楽に出来るようになったら、もう腰痛に悩まされることはないでしょう^^
このような運動のほかにも体に良いプログラムを沢山ご用意しております。
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