足首捻挫を治療する際、見落としがちなとても大切な事
足首を捻挫して、整形外科でシップを出されてしまったあなた。
段々と痛みは引いてきたけど、どうも違和感や気になる痛みがある。
そんなことはないですか?
それは足首の捻挫治療において、大切な部分を改善していない結果かもしれません。
レントゲン、エコーではわからない微小なズレ
レントゲンでは骨の状態を確認することが出来ます。
エコー、超音波では靭帯、筋肉、腱などの状態を確認することが出来ます。
それらの状態を確認したうえで異常が見当たらない、でも痛いと言う場合。
これは関節の微小なズレが原因と考えられます。
捻挫をしてしまった際の足首に掛かるストレスは、靭帯や骨へのストレスだけではありません。
関節、骨と骨の適合性を壊してしまうこともあるのです。
何か引っかかる気がする、何か詰まった感じがする。
このような症状を感じる場合、その原因は関節のズレによるものと考えることが出来ます。
足首の関節
足首の関節はこんな感じで構成されています。
このように下側の骨が上側の骨に嵌まり込むようになっていて、外側が広くひろがり、内側が狭くひろがるようになっています。
足首捻挫で外側が痛くなる所以です。
このスポッと嵌っている関節が、捻挫をした時にずれてしまいそのままになっていると違和感や痛みを引き摺ってしまいます。
ズレを治す整復と言う介入
このズレを改善させるには、元の位置に関節を戻してあげる必要があります。
柔道整復師による整復と言う技術です。
骨折や脱臼に対して骨や関節を徒手で戻すことを整復と言いますが、捻挫でも応用することが出来ます。
関節を操作するので、受傷直後の痛みの強い時は様子を見て可能かどうかを判断して行います。
これは慢性的な痛みを抱えている場合にも有効で、正しい位置に整復されると即座に痛みや動作が消失、改善される事も良くあります。
まとめ
捻挫治療は固定や通電だけではありません。
徒手による整復と言う介入で初めて完治したと言えます。
何か違和感がある、痛みがずっと続いている、と言う方は関節のズレが原因かもしれません。
そのように感じる場合は、きちんとした整復ができる接骨院で関節を正しい位置に戻してもらってください。
当院では整復も含めた捻挫の完全治療を行っております。
急性、慢性を問わず捻挫でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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