足首の捻挫後に膝前十字靭帯損傷が多い、という事について

佐々木接骨院院長の佐々木です。

 

気持ち良い晴れの日が続く豊橋市です^^

 

晴れが続くのは良いですが、毎年この時期は梅雨の長雨に悩まされている時期。

 

雨はうっとうしいですが、このままでは夏の水不足が心配です。

 

今年はプール授業も再開されるので、もう少し降って欲しいと願っている院長の佐々木です。

 

以前足首の捻挫で通院されている中学生の女の子がいました。

 

頑張って通院してくれたので、受傷後2週間でバスケットボールに復帰することが出来ました。

その様子は過去ブログでもお話しております。

「整形外科で診断された足首捻挫を当院で治療した結果」

 

 

「チーム内で足首の捻挫後、膝の前十字靭帯を切っている子が何人もいるんです」

 

これは治療も終盤になって女の子のお母さんから聞いた言葉です。

 

前十字靭帯を損傷するとなるとかなり重傷で、それも何人ともなると只事ではありません。

 

これは偶然なのかもしれませんが、因果関係が無くはないと言うのが当院の考え。

 

足首の捻挫後、と言う条件下でのお話を聞くと、少し思うところがあり、これはある部分の影響があるのでは推測しました。

 

これはあくまでも推測の域での話で、統計や記録をまとめての話ではありません。

 

しかし、長く足首の捻挫を診ているとその原因が何となく思い浮かびます。

 

その原因はこんなところです。

 

筋力低下

 

足首の捻挫後、固定をして長時間動かさないでいると下肢の筋力が顕著に低下してしまいます。

 

ふくらはぎや足裏、膝周りの筋力です。

 

この辺りの筋力低下が前十字靭帯損傷を招いてしまうのではと考えます。

 

その理由は前十字靭帯損傷の受傷パターンと筋肉の動きを考察すると少し見えてきます。

 

前十字靭帯損傷の受傷パターン

 

前十字靭帯は膝の関節を構成する上下の骨、大腿骨(上)と脛骨(下)をつなぐ靭帯で、膝の前後のズレを安定させる役割が主になります。

 

 

前から見た前十字靭帯

 

後ろから見た前十字靭帯

 

この前後のズレが過度なストレスで瞬間的に大きくなる事で損傷してしまいます。

 

特徴としてはノンコンタクトでの受傷が多い事。

 

僕はトレーナーとして試合を見ている時、崩れるように一人で倒れた時はまず、前十字靭帯の損傷を疑います。

 

その瞬間的なズレを制御するのが膝の上下の筋肉になります。

 

それも裏側の部分。

 

ハムストリングスと腓腹筋になります。

 

これらの筋肉は上下から膝を跨いで存在しており、膝を構成する上下の骨が前後にズレないように制動をする役割をしています。

なので、ハムストリングスと腓腹筋の筋力が低下すると制動力が低下して前十字靭帯の損傷を招きやすくなってしまうのではないか、と推測します。

 

筋力低下を防ぐために

 

筋力低下は安静によって起こります。

 

捻挫後の安静期間が長ければ長いほど、筋力はドンドン低下し、ギプス固定で完全に動きを止めてしまうと更に顕著に低下してしまいます。

 

1日の安静で1~3%、1週間で10~15%の低下、3~5週間で50%の割合で起こる筋力低下。

 

ギプス固定2週間でおよそ30%の筋力低下と仮定すると、そのまま十分なリハビリも行わずに痛みが無いからと実戦に復帰してしまうと、他の部位の筋力やスピードについていけずにハムストリングスと腓腹筋が守り切れず、膝を壊してしまうと考えられます。

 

このような筋力低下はしっかりとしたリハビリで元の筋力に戻さなければいけません。

 

もっと良い方法は、「安静期間を短くして治癒を早くし、筋力低下をさせない」ことです。

 

固定安静にしない治療

 

当院のケガの治療は固定安静期間を設けません。

 

最初に挙げたブログでもあるように、他の病院、接骨院で行っている固定安静期間の間に積極的な治療をする事で治癒スピードを格段に上げることが出来ます。

 

固定安静期間を設けない足首は、際立った筋力低下は無く、リハビリも順調に進んで競技復帰も早くなります。

 

仮に足首の捻挫と膝の前十字靭帯損傷に明確な因果関係があるならば、そのリスクである筋力低下はほぼ見られない状態で競技復帰することが出来ます。

 

まとめ

 

ケガの治療は当院の事例が一般的にならないと、と強く思います。

 

治癒を早め、早く競技復帰出来る事がアスリートにとっては一番望むところ。

 

プロ選手に至っては、長い離脱はそのまま生活に影響を及ぼします。

 

学生の限られた時間、プロアスリートの生活、アマチュアアスリートの純粋な結果をサポートするため、当院ではこんな治療を行っています。

 

怪我の相談、ご予約は当院のLINEオフィシャルアカウントからどうぞ。

 

 

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