整形外科で診断された足首捻挫を当院で治療した結果
佐々木接骨院院長の佐々木です。
汗をじんわりとかく季節になって来ましたね~💦
適宜水分を摂取して、脱水に気をつけてくださいね。
今、当院には捻挫治療のバスケットを頑張る中学生が来院してくれています。
今回のブログは前回からのシリーズではなく、捻挫をテーマにさせていただきます。
少し興味深い結果となったので、当院の捻挫治療の宣伝もかねて(笑)お話させて頂きますね。
それではまず経過から。
受傷と整形外科診断
受傷したのが2/26の土曜日。
遠征先でのケガだったので、帰省後の2/28に整形外科を受診されたそうです。
診断は前距腓靭帯、踵腓靭帯断裂の重度の捻挫。
ギプス固定をされて2週間の安静。
その後リハビリを行い4月末には徐々にバスケットが出来るのではないか、との事でした。
しかし、患者さんは4/16に大会があり、それにどうしても出たい気持ちがありました。
当院来院
以前に来院してくれていたこともあり、3/30に当院に来院してくれました。
これが初診の治療前の状態です。
腫れが強く足は全く着けない状態。
松葉づえを使って歩いて、患部はガッチガチのギプス固定。
当院ではこのような状態でも患部に積極的な治療をする事を説明し、治療を開始。
初診時の治療後の状態です。
だいぶ腫れが引きました。
安静を支持された急性の怪我でも、適切な治療を行う事でこれくらい改善します。
急性期の症状が強い時期であるが故、このような分かり易い変化を確認できるとも言えます。
急性期は初診から2~3回、間隔を空けずに集中して治療を行います。 何故かと言うと、急性期の症状である腫れや熱感、炎症を早く改善することが出来るからです。
この日の指導内容は、痛くない範囲で足を着いてね、という事。
捻挫を早期に治すにはoptimal loading(最適な負荷)が重要です。
足を着かない時間が長くなれば長くなるほど治癒が遷延し、足首の筋力、機能が衰えて復帰が遅くなります。
医者の指示を忠実に守るまじめな方が、いっさい足を着けずに過ごしているその結果、却って治りが遅くなってしまうと言う皮肉な結果を招いてしまうとも言えます。
治療二日目
翌3/31の状態です。
先日の治療後の状態より少し腫れが戻っています。
これは想定内の問題の無い状態です。
この日は少しだけ足を着いて来院出来ていました。
まだ恐怖感があり、夜はギプスを付けて寝ているとの事でした。
治療三日目
少し間隔があいて4/4の治療三日目。
治療前の状態です。
ギプスを着けながらも普通に歩いて来院してくれました(笑)
これまでは体重を掛けない状態でのリハビリでしたが、この日から立った状態で無理のない範囲でリハビリを行い、終了。
この日から患者さんの表情が明るくなり、間に合うかもしれない、と言う気持ちを感じてくれているようでした。
そんな様子を見るとこちらも嬉しくなり、なんとか出させてあげたい、と言う気持ちが強くなりました^^
治療四日目
ギプスを外して家にあるサポーターを巻いて来院してくれました。
「普通に歩いてるんです」
とお母さんもビックリしたような嬉しい様子。
少しリハビリの強度を上げて、特殊な治療をしてこの日は終了。
治療五日目
階段の下りが少し痛むようで、他は問題なく動ける様子。
一週間前と治療五日目との比較です。
集中的に治療する事で、ここまで回復することが出来ます。
翌日の日曜日、僕の外出ついでに練習の様子を見に行き、試しにテーピングを巻いて動いてもらいました。
「これ、出来るよ」
と言い残して、スタスタ走って行く○○ちゃん。
「レイアップ、やってみて」
「大丈夫?」
笑顔で頷いてくれました。
「3ポイントやってみて」
「大丈夫?」
また笑顔を見せてくれました。
翌日の4/11が整形外科で指示された、ギプスを外す日になります。
まとめ
整形外科の治療が間違っていると言っているわけではないです。
でも、診断よりも早く治る事が可能な方法が存在すると言うのも事実なんです。
伴院と言う特殊な形でのみで出来た、比較対象のケースになりました。
僕を信じて来院してくれた患者さんには心より感謝いたします。
捻挫をして早く治したい方は、どうぞ御来院ください。
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