長時間のデスクワークが腰痛の原因と言えるその理由と、座ったままできる改善方法
四月も半ばでだいぶ暖かくなりましたね。
半袖でも平気な日もありますが、衣服の選択に迷うこの時期。
上手に調整して、体調を崩さないように気を付けてくださいね。
リモートでの仕事が定着してきた感のある現在ですが、お仕事でパソコンの前に長時間座っている方も多いと思います。
この長時間の座位が腰に大きな負担を掛けているのはご存じですか?
何もしていない、腰に負担を掛けるようなことはしていない、でも腰が痛くなってしまった。
こんな方は、あなたが行っている長時間のデスクワークが原因かもしれません。
これから原因と言えるその理由と改善方法をお話しますので、どうぞ最後までお読みください。
このページの内容
座位姿勢の座位の影響
座位と言っても色々ありますが、ここでは椅子に座った姿勢をもとにお話ししますね。
椅子に座っている時と立っている時とで一番違うのは、股関節と膝の状態です。
立っている時には伸ばされている股関節と膝関節は、座ることによって曲げられます。
立っている時って、抗重力筋と言われる主に下半身の後ろ側の筋肉が頑張って働いています。
座位ではこの筋肉が座ることによって休められ、楽な感じがするんですね。
しかし、座位が長時間になってしまうと曲げられた関節、特に股関節の前への影響が大きくなってしまいます。
股関節が曲げられることで、股関節の前にある屈筋群、特に腸腰筋と言われる筋肉が縮んで硬くなってしまうんですね。
この腸腰筋の短縮、硬化が腰痛の大きな原因となってしまうんです。
腸腰筋の走行
なぜ腸腰筋の短縮、硬さが腰痛の原因になるのか?
それはこの筋肉の走行を見れば一発で納得出来ます。
このように腸腰筋は腰から出発して股関節を越えて、大腿骨まで続く長い筋肉です。
何となく腰への影響がありそうなのがわかりますよね。
では、次は腰への負担がどのようなメカニズムで発生しているのかについてです。
座位の影響による腰痛発生のメカニズム
この筋肉が短縮、硬化することによる腰への影響は、
①股関節が伸展出来ない。伸ばすことが出来ない
②骨盤が後傾して腰が丸まった状態になる。
③上体を起こそうとしても股関節が伸びない、そのため腰部の筋肉が過剰に働いてしまい、腰痛になる。
と言う具合です。
すぐには腰の痛みは感じなくても、座位による筋肉の硬化は知らない間に進んでいきます。
硬化が蓄積して、ある時なぜか腰が痛くなる、という状況を生んでしまうんですね。
筋肉の硬化を防ぐ方法
腸腰筋の硬化を防ぐ方法としては先ず、ストレッチが挙げられます。
詳しくは動画でお話していますのでどうぞご覧ください。
ストレッチはいちいち寝転がらないといけないからめんどくさい、と言う方には座ったまま出来る骨盤エクササイズをご紹介します。
こちらも動画でお話しておりますので、どうぞご覧ください。
まとめ
○長時間の座位、デスクワークは腰痛を引き起こす。
〇腸腰筋の短縮、硬化が大きな原因。
〇ストレッチ、骨盤エクササイズで短縮、硬化を防ぐ。
当院では施術、エクササイズで症状の根本改善を行っています。
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