積極的保存療法の現実 その2
昨日来院された患者さんの今日の様子です。
捻挫は受傷直後より少し経ってからの方が痛々しく見えてきます。
予想通り、血腫も出て来て見た目はかなり痛そうです。
関節周囲で損傷した組織が出血を起こし、血が重力に従って足趾や足裏に降りてきています。
「言われたとおりになりました」
とご本人もこの状態を理解してくれていました。
何も伝えずにいきなり自分の足がこんなになったら、「悪化した!」と思ってしまいますよね。
ご本人は昨日の治療後、かなり楽になったようでいたく感動してくれました^^
昨日の治療後の写真と比べるとかなり違います。
しかし、昨日の状態は症状が表面に出ていないだけで関節周りにはかなりの損傷がある状態です。
腫れと言うのは怪我が治るのに必要なプロセスなのですが、強く出過ぎるのも良くありません。
ですので最初に余分な腫れを抑えてあげるとかなり楽になります。
実際、昨日は足が全く着けなかった状態から、今日は歩いてベッドまで来られました(笑)
捻挫の治療ではOptimal Lording(最適化な負荷)、が必要になります。
足が着けるなら出来る範囲で着いていこうね、というものでこうすることで更に治癒が促進されていきます。
今日の治療後です。
今回はあまり変わっていませんね。
少しスッキリした感じはします。
関節の動きも良くなり、昨日は全く動かせなかったのが、今日はかなり動かせるようになっていました。
動画を撮っておけばよかった💦
帰りは念のために松葉づえ一本だけ持っていかれました^^
それではまた次回、ご報告します。
佐々木接骨院
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