積極的保存療法の現実 その1

当院ではケガに対しては、保存安静とするのではなく何もしない期間を無くして、今出来る治療をドンドン施していきます。

当院ではこれを、「積極的保存療法」として確立させ、怪我からの早期復帰を可能にしています。

先日、酷く足首を捻った患者さんが来院されました。

バスケットで着地した瞬間にグキッとやってしまったとのこと。

来院されて治療前の状態がこれです。

まあ、酷い状態です。

ご覧の通りかなり腫れており、自分ではほとんど足首を動かせずに足も着けません。

ここで良く行われるのが、

・アイシング
・ギプス固定

などです。

でも当院ではこういった事は行わずにこの時点で出来る治療を積極的に行っていきます。

約30分の治療後の状態がこちら。

やれることを積極的に行う事で、一度の治療でここまで改善出来ます。

僕はこれをブログに上げて、

「ウチはこんな事が出来るんだ!凄いだろー!」

と言いたい訳ではありません。

このブログを読んでくれているあなたに、今までの常識に縛られない方が良い、と言うのをお伝えしたいのです。

一昔前までは当然だったアイシングの是非も、今ではいろいろ議論されています。

徒手だけでケガを劇的に改善させることが出来る治療家の先生もいます。

常識に囚われると、その後の考え方も常識に縛られてしまいます。

まず、一般的に今回の怪我のレベルであればすぐにギプスで固定して、松葉杖で患部は絶対安静。固定期間も2週間くらい、と言うところだと思います。

しかし、患部を安静にするメリット(ケガを悪化させない)よりも固定をする事によるデメリット(血流の低下、それによる酸素供給不足による治癒過程の遅延、筋力低下、関節拘縮)も多くあるのも事実。

人間は動くことで体が改善されます。

事実、今回のこの状態でも動かせる範囲で動かしています。

まさに、

「安静は麻薬、運動は万能薬」

なのです。

この患者さんの治癒の様子をブログでお伝えしていこうと思います。

嘘の無い、真実をお伝えします。

佐々木接骨院
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