子供の熱中症を防ぐために大人が出来る事
こんにちは。
今日もうだるような暑さの豊橋市です。
この暑さの中、次女は保育園でのプールが楽しみなようで、先生も驚くほどのはしゃぎっぷりみたいです。
昨日、豊田市で熱中症で小学一年生の子供が亡くなりました。
同じ年代の子を持つ親としては、本当に胸が痛みます。
子供の熱中症を予防するには、周りの大人がしっかりと管理をしてあげなければいけません。
「はい、水筒のお茶飲んで~。」
だけでは足りないのです。
このような悲劇が起きないよう、周りの大人が細心の注意を払って見守ってあげなければいけません。
【水分補給】
熱中症予防には必然の水分補給。
発汗で失われた水分を補うには、軽く飲む程度では追い付きません。
もういいかな、と思ったところでもう2,3口。
20分~30分で200~300mlが適量です。
【日陰の確保】
屋外での活動の場合、日陰のある場所を確保する必要があります。
直射日光を浴び続けるだけで体力は消耗されます。
見当たらない場合は、簡易テントなどを用意する必要があります。
【声掛け】
子供からの訴えを待っていては手遅れになる可能性が高いです。
常に表情、振る舞いなどを観察し大人から声をかけなければいけません。
子供は遊びやスポーツに夢中になり、自分の体調を省みる事を忘れてしまいます。
元気な様子でも積極的に声をかけ、様子を聞いてあげる事が大切です。
あと、未だに学校へ持っていく水筒の中身はお茶か水、とされているようです。
発汗によって失われた電解質を補給するには、スポーツドリンクが適していることは明白です。
こういった事実も鑑みて、学校側も柔軟に対応してもらえればと思います。
何かあってからでは本当に遅いので。
今日のブログは、MUST~しなければならない、が多い内容でした。
しかし、もうこの暑さに対して悠長なことは言ってられません。
子供たちのために、周りの大人がこれくらいの事は頭に入れておくべきだと思います。
当院の看板も数日前からこんなメッセージを出しています。
もうすぐ夏休み。
楽しい夏休みが過ごせるよう、みんなで助け合いましょう。