膝のリハビリ、やり直しませんか?
こんにちは。
佐々木接骨院、院長の佐々木です。
毎日落ち着かない日々が続きますね。
早くこの状態が収束することを切に願います。
今回のブログは、こんな事を是非知ってもらいたくて書かせて頂きました。
ターゲットは膝でお悩みの方。
特に変形性膝関節症や靭帯断裂の手術を受けられた方になります。
最後まで読んで頂けたらきっと、お悩みの状態から改善への希望が持てる事と思いますのでどうぞ最後までお読みくださいませ。
膝の手術の予後
変形性膝関節症や膝の靭帯断裂などには外科的な手術が良く行われます。
人工関節置換術や靭帯の再建手術が行われ、手術後の状態は問題なく過ごせている方もいれば、なんとなく違和感があったり、スポーツでの不安感や試合後の痛みなどで悩まされている方も少なくありません。
「手術をしたんだからこれくらいは仕方ない」
「まだ歩けるからこれくらいの痛みはマシな方」
などと自分に言い聞かせている方もいると思います。
そういった方には、僕はそこで決して諦めて欲しくは無いんです。
そういった状態になってしまっている方たちには、ある共通点が存在します。
この共通点を解消すればまたステップアップした膝の状態が手に入るのです。
不十分なリハビリ
その共通点とは、まさにリハビリテーション不足と言えます。
術後に病院でリハビリが行われます。
しかし、病院ではある程度の動作が可能になればその後は自分で行ってくださいというもの。
そりゃあ、動ける、歩けるようにはなったものの、その状態はあなたの全盛期に比べれば天と地の差と言っても良いかもしれません。
そんな状態であとは自分でと言われても、なかなか効果的なリハビリが行えずに筋力は停滞し、筋肉は萎縮してしまい元通りの力が発揮できなくなってしまいます。
そこで「まあ、こんなもん」と終ってしまうとそこで終わってしまうんですね。
僕が言いたいのはあなたにはまだ可能性があるという事です。
もっと良くなりたい、元のような動きがしたい、と思っている方はまだ大きな可能性が残されています。
ハッキリ言って、あなたの膝はまだリハビリ途中なんです。
まだ改善、強化できる部分がいっぱいあります。
こんな事を言えるのは、僕には確固とした理由があるからなんです。
大学時代の膝のケガ
当院のホームページの「院長紹介」の欄でも書かせて頂きましたが、僕は大学4年時に右膝を怪我しました。前十字靭帯断裂、骨の剥離骨折を伴うもので、即手術が決定されました。
しかし、ある先生の指導で懸命にリハビリに励んだところ怪我は修復され、アメリカンフットボールも無事終えることが出来ました。
この時はがむしゃらにリハビリを行う事で、骨折部分が自然に修復され完治に至りました。
ラグビースクールで
その後、30代後半までプレーを続けていましたが、何の問題も無く現役を終了。
しかし、その後思わぬところに落とし穴が待っていました。
昨年の夏に子供のラグビースクールで試合形式の練習をしていた時です。
その日は雨上がりのぬかるんだコンディション。
ジョギングシューズで参加した僕は、そのぬかるんだグランデで足が滑りそうになりました。そこでグッと踏ん張った時に右膝に痛みを感じました。
大したことないと思いそのままプレーしていると、「カクン」と膝が崩れる症状が出てきました。
「ヤバイ」
医療者としての直感です。
直ぐに練習をアウトして様子を見ました。
どうも膝が安定しない。
足が怖くて着けない。
大学の時とは自分の中での医療知識は雲泥の差。
「前十字、逝ったな」
と言うのが自分としての判断でした。
手術が出来ない
さてどうしたものかと考えました。
恐らく靭帯が損傷しているのは明らか。
整形外科に行っても手術を勧められるのは目に見えています。
しかし、その時点では僕には手術が出来ない理由がありました。
翌年の2月に行われる鬼祭りに長男が子鬼として参加することが決定しているからです。
子鬼の親として、参加できないのは考えられません。
前十字靭帯の手術は復帰までおよそ10ヶ月はかかります。
8月に手術をしても到底間に合いません。
そこで僕は大学時代を思い出し、自分でリハビリをして何とか間に合わせる決心をしました。
アメリカの最新リハビリテーション
そこで大学時代の経験も踏まえて、今ある自分の知識や情報を総動員してリハビリを進めて行きました。
そこで、アメリカのある大学の前十字靭帯断裂後のリハビリメニューに遭遇します。
体験した方の話では、走れるようになり日常生活もとても楽になったとの事。
僕もこれを翻訳してリハビリのベースとし、効果的と思われるものをどんどん取り入れて行きました。
結果
結果としては無事鬼祭りに参加出来るまでに回復出来ました。
リハビリを続けたお陰で、昔は出来なかった回数までスクワットが出来るようになるまでになりました。
【100キロフロントスクワット】
僕のリハビリは決して終わったわけではありません。
更に良い状態になる為に、これからもずっと続けて行くつもりです。
膝でお悩みの方へ
僕が回復していく過程で、膝でお悩みの方はリハビリが不十分という事もあるのではないかと思いました。
あなたはリハビリテーションの語源をご存知ですか?
その歴史は中世のヨーロッパまで遡ります。
魔女裁判にかけられたフランスの英雄、ジャンヌダルクは裁判によって処刑されてしまいます。
しかし、その後裁判がやり直されジャンヌダルクは無罪とされました。
これは「リハビリテーション裁判」と呼ばれ、ラテン語の「Re」は戻す、
「Habilis」はふさわしい、「ation」は~することを合わせ、「再びふさわしいものにする」と言う意味がこの裁判には込められています。
そんな歴史もあり、リハビリテーションには「名誉回復」という意味も込められているのです。
あなたはあなたの中で、自分の名誉は回復出来ていますか?
「こんなもの」と諦めていませんか?
もう一度リハビリをやり直して、自分の名誉を回復してください。
アメリカの最新リハビリテーションと僕の経験を合わせた非常に効果の高いリハビリテーションプログラムを提供させて頂きます。
少しでも諦めていない気持ちがある方。
御来院を心よりお待ちしております。
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