シンスプリントを長引かせないために家で出来る事。

こんにちは。

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

2月になって一段と寒くなりましたね。

2月11日に豊橋では鬼祭りというお祭りがあるのですが、この辺りでは鬼祭りが寒さのピークと言われています。
暖冬が続いた今年の冬ですが、例年にもれず今年もやはり寒くなってきました。

最近、シンスプリントの患者さんが続いています。

シンスプリントとは専門用語では「過労性脛部痛」と言って、主に脛の骨に沿った内側の部分に走ったりジャンプをしたりすると痛みを感じるものです。

酷くなると歩いただけでも痛みを感じるようになり、放置しておくと疲労骨折を招いてしまう恐れもあります。

一度受傷してしまうとなかなか治りにくいシンスプリント。 最新の研究では治癒には平均で100日前後かかるという報告もされています。

100日と言うのはスポーツを頑張る学生やアスリートにとっては何とも悩ましい数字。

このブログではそんなシンスプリントを少しでも早く治すために、自宅で出来る簡単なセルフケアをお伝えします。

どうぞ最後までお読みくださいませ^^

痛いのは骨?筋肉?

シンスプリントで痛みを感じる部分は、骨のすぐそばの比較的硬い部分です。

骨自体が痛いのか、筋肉が痛いのか少しわかりずらい所ですよね。

この部分には足の裏から続いている筋肉がスネの骨に付着している箇所になります。

シンスプリントの原因として一番可能性が高いと言われているのが偏平足。その痛みが発生するパターンとしては、偏平足によって足裏にあるアーチと呼ばれる凹みが消失してしまい、下方(地面)に下がってしまう事で足裏にある筋肉が引き伸ばされ、筋肉の付着部である脛の骨の内側に痛みが出て来てしまう、というのがあります。

ですので痛みは筋肉が付着している骨によるものという見解が今では有力になっています。

どんな筋肉が関係しているのか?

それでは、どんな筋肉がこの痛みに関係しているのか?
それがわかればシンスプリントへの対処法もかなり明確になっています。

関係する筋肉を挙げてみると、

ヒラメ筋

長母趾屈筋

長趾屈筋

後脛骨筋

ヒラメ筋以外は似たような筋肉ですが、この四つの筋肉がシンスプリントを引き起こす、いたずら四人衆となる訳です。

従来のセルフケア

シンスプリントのセルフケアとしては、以前ではふくらはぎのストレッチが励行されていました。

しかし、現在ではシンスプリントに対してはあまり効果が無いという事が一般的となっています。

このストレッチは膝を伸ばして、足首を曲げる(背屈)して行うもので、主に伸ばされるのは膝と足首の二つの関節をまたぐ腓腹筋になります。

腓腹筋は途中でアキレス腱に変わって、踵の骨に付着します。

先ほど挙げた四人衆の中で、膝と足首両方にに関係した筋肉は一つも無く、主に関係するのは足首と足の指の関節になります。

ですので、四人衆を適切に伸ばすには膝を伸ばす必要はなく、逆に膝を曲げて足首と足の指を伸ばす方がよく伸びてくれます。

シンスプリントに効果のあるセルフケア

セルフケアの方法を動画でお話しましたので、どうぞご覧ください。

まとめ

シンスプリントは防ぐことが出来れば一番良いですが、漫然な治療では治癒が遷延して対処療法に終始してしまいがちになります。

尚、当院ではシンスプリントの治療回数は平均で4回程度。およそ一か月以内でほぼ完治しています。

痛みでお悩みの方は、是非このセルフケアを行って頂いて、早めに治療を受けて下さい^^

佐々木接骨院では治療と運動を併せて行い、早期回復と再発しない体を目指しています。

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