顎関節症へのアプローチ。
こんにちは。
豊橋市札木町の佐々木接骨院、院長の佐々木です。
ここ数日は寝る時もエアコンいらず。
快適に眠ることが出来ますね。
良い季節はすぐに終わってしまいます。
今のうちに満喫したいですね(笑)
【顎関節症】
先日、定期的にメンテナンスで来院されている歯医者さんの患者さんから興味深いお話が聞けました。
話題は顎関節症についてです。
顎関節症とは顎が口を開けたり閉めたりする時に、カクカクなったりロックしてしまったりする症状。
原因としては、顎の関節に存在する関節円板と言われるクッション的な役割を果たすものが変形してしまい、口の開閉時に必要以上に動いてしまう事で上記のような症状を引き起こすとされています。
【臨床の実際では】
しかし、患者さんの歯医者さんによればレントゲンを撮っても関節円板には異常が無いことが多いそうです。
やはり噛むことに関する筋肉に問題がある事が多いとの御見解でした。
【噛む筋肉とは】
一口に噛む筋肉と言っても実はいくつか存在します。
咀嚼筋と言われ、
①咬筋
②側頭筋
③外側翼突筋
➃内側翼突筋
と四つ存在します。
この中でも①の咬筋に注目されていました。
【咬筋とは】
咬筋は浅層と言われれる浅い部分と、深層と言われる深い部分に分けられます。
咬筋の浅層
咬筋の深層
作用としては口の開閉、下あごの前方移動(志村けんのアイ~ンです(笑))になります。
ここへのアプローチのが顎関節症改善のキーになります。
【治療】
咬筋が過剰に力が入ってしまい、そこで固まってしまっていることが考えられます。
力が入ってしまうのは、使い過ぎもありますが自律神経などにも原因があると思われます。
咬筋自体へのアプローチは勿論ですが、中枢神経へのアプローチも行っていきます。
【まとめ】
比較的女性に多い顎関節症。
最近では様々な疾患が女性に多い理由が分かってきました。
そのあたりにもしっかりフォーカスした治療をする事で、なかなか治らない顎関節症も改善することが出来ます。
顎関節症でお困りの方、一度ご相談下さい。