猫背を治すために自分で出来る運動 プロローグ

こんにちは。

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

もうすぐ3月ですが、まだまだ寒い日が続きますね。

寒いとどうしても背中が丸まりがちになってしまいます。

いわゆる猫背な状態ですが、寒さをしのぐために丸まっているだけなら問題はありませんが、常時猫背な姿勢をしていると体にはあまり良い影響はありません。

今回のブログは自分で出来る猫背解消運動をシリーズで紹介していきます。

繰り返し行う事できっと効果が出ますので、どうぞ行ってみて下さい。

猫背の弊害

先ずは猫背による弊害をざっと見ていきましょう。

①肩こり、頭痛


一番考えられる弊害はやはり、肩こりですね。パソコンやスマートフォンなどは更にその症状を助長します。肩こりが酷くなるとこった筋肉が頭に向かう神経を圧迫して頭痛を引き起こしてしまう事も良くありす。

②腰痛


猫背は背中や首の問題と考えがちですが、腰や下半身にも大きく関係します。背骨は上から、頸椎、胸椎、腰椎と繋がっています。繋がっている分それぞれがお互いに影響を受けており、猫背の場合は胸椎が丸くなり頸椎が真っすぐになってしまいます。その影響で本来しなやかなカーブを前に描きたい腰椎は後湾を強制され、その結果骨盤は後傾してしまいます。
こうなると腰も丸まってしまい、動作や姿勢の中で常に腰に負担が高くなり、腰痛を引き起こしてしまいます。

③むくみ
猫背になることで胸や首周りが圧迫されるような状態になります。鎖骨の下にリンパが静脈に流入する部分があるのですが、

ここが猫背によって圧迫されるとリンパの流れが滞ってむくみを引き起こす原因となってしまいます

④スポーツにおけるパフォーマンス発揮の低下
先に述べた骨盤の後傾はそこで固まってしまう事により、スポーツおけるパフォ―マンス、特に力発揮に置いて大きなデメリットになってしまいます。骨盤が後傾したままだと大きな力を発揮する事が出来ないばかりか、膝や足首などの故障の原因にも繋がってしまいます。



⑤呼吸、体幹の低下
猫背で胸が圧迫されると、胸骨、肋骨の動きが制限されて肺が十分に膨らむ事が出来なくなります。これは横隔膜の動きの低下にも繋がり、それは腹腔内圧、いわゆる体幹の安定性の低下にも繋がります。腹腔内圧が低下したままでは日常生活でも四肢に負担が多くなり、肩や肘などの痛みなども引き起こしてしまいます。

理想的な背骨

ではどんな状態が理想と言えるのでしょうか?

背骨はこのような理想的なカーブを描いているのが理想になります。

そのカーブの美しさはまさに芸術的とさえ言えます。 体を長く安定させるにはこのしなりが重要なのです。

これが猫背の方はこのようになってしまっています。

この状態を正しい状態に戻し維持する方法は、矯正や整体などという曖昧なものではありません。これらは一見効果があるように思われ ますが、一時的な改善しか見込めず、真の改善を求めるには自らが動くことでしかその目的は達成されません。

まとめ

これから数回に渡って猫背を改善する運動をご紹介していきます。 是非実践して頂いて、健康になって姿勢美人になってもらえたらと思います。

直接指導をご希望の方は、パーソナルトレーニングで受け付けております。
どうぞお気軽にご相談下さいませ^^

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