こんにちは。
豊橋市は今日も蒸し暑いです。
朝方、パラパラっと降りましたが直ぐにやんでしまいました。
患者さんから頂いたブルーベリーを凍らして食べるのが最近の楽しみです(笑)
成長痛は運動を頑張っている子供にとっては、とても厄介なものですよね。
練習したい、試合に出たい。
そんな気持ちを我慢しなければなりません。
その成長痛の一番の代表は膝に見られる、オスグッド病と言われる症状。
お皿の下が痛くなって、ボッコリ膨らんでしまう子も。
成長痛の原因としては、成長期における骨の成長スピードと筋肉の成長スピードの差が挙げられます。
骨の方が筋肉に比べて伸びるのが早いんですね。
骨がぐんぐん伸びるのに、骨にくっ付いている筋肉はチョットのんびり。
なので、骨にグイ―ッと引っ張られて、筋肉はピンピンに緊張してしまいます。
そこでくっ付いている部分が痛むんですね。
膝のお皿の下も正に、筋肉が骨にくっ付いている場所になります。
これは股関節にも同様な事が言えます。
昨日、バスケットボールチームの練習に様子を見に行ったところ、股関節の痛みを訴える選手がいました。
触ってみると、もう筋肉がガチガチでパンパンです。
聴いてみると、この一年で急激に身長が伸びたとの事。
膝にも痛みを訴えていました。
成長痛は他の箇所にも現れます。
小中学生の野球肘などは、成長痛と投球障害が重なっての症状と僕は考えています。
成長期には柔軟性も低下する場合があります。
筋肉が引っ張られているので、常に緊張しているんですね。
そこから伸ばそうとしても、どうしても無理があります。
「体が硬いなー!」
で終わらず、成長段階の症状の一つとして捉えてあげて下さい。
対策は、まずは栄養。
体を作る材料をしっかりと摂ることです。
ゆっくりとしたストレッチをかけて筋肉を長くするのも良いでしょう。
あと、休養です。
グングン伸びるこの時期。
決して無理はさせないように、周りが見守ってあげましょう。