動かせないほどの強い肩の痛みはこう治す その3
それでは最後のその3になります。
その1,その2はこちらからどうぞ。
炎症期を当院の微弱電流治療器で高速で終了させて、日常生活はほぼ問題なく過ごせるようになりました。
しかし、ここで「治った!」と言わんばかりにドンドン使ってしまうと、また回復期から炎症期に戻ってしまいます。
このような繰り返しをやってしまうと、痛みが慢性化してしまい強い痛みはなくても、違和感程度の痛みに長く悩まされてしまいます。
回復期に入りたての時期は決して無理をせず、痛みのない範囲で動かす事を心がけていきます。
「あれ?これやったら痛かったのに、知らずに出来るようになってる!」
と感じる事が自然に多くなるのが一番の理想。
「右手でリモコン使ってチャンネル変えてた」
「両手で洗顔してた」
など日常生活動作で出来る事が増えてくるので、とてもワクワクしたような気持ちになります^^
リハビリトレーニング
回復期が落ち着いたら、本格的なリハビリトレーニングになります。
炎症期でほぼ動かさない状態だったので、筋力、筋量の低下はかなりのものがあります。
僕のケースも見た目でも肩の膨隆が小さくなり、筋肉も薄くなってしまったように見えました。
こうなってしまうと直ぐには元のレベルには戻りません。
地道に痛みの出ない弱い負荷から徐々にトレーニングを行っていく必要があります。
僕が先ず行ったのはセラバンドによる、いわゆるインナーマッスルと言われる筋肉へのトレーニングでした。
正式にはローテーターカフと言われる肩の関節を最も深部、内側で支える筋肉の強化。
このような四つの筋肉。
肩甲下筋
棘上筋
棘下筋
小円筋
の総称をローテーターカフと言います。
このローテーターカフのトレーニングは動作は単純ですが、しっかりと押さえるべきポイントを押さえないと効果が半減してしまいます。
言葉で伝えるのは難しいですが、一番のポイントは上腕骨を動かす事。
肩甲骨と上腕骨によって肩関節は形成されています。
この二つの骨の絶妙なコンビネーションによって、さまざまな動作が可能なんですね。
ローテーターカフは激しい動作でも肩が安定するように、スタビライザーとしての機能が主になります。
このスタビライザーとしての機能がしっかりと発揮されないと肩の関節が安定しません。
固定されるべきところは固定されないと、その不安定さがまた痛み、炎症を招いてしまう可能性があります。
単独でローテーターカフのみ働く局面は、手を挙げる、肩を捻るなどの動作の開始後ほんのわずかな局面。
このわずかな局面は肩甲骨は動かずに上腕骨のみ動くんですね。
この上腕骨のみ動くわずかな範囲の動作を繰り返すことで、ローテーターカフはしっかりと刺激されて筋力が上がり、それが肩関節の安定化に繋がり、スタビライザーとしての機能が高まります。
そうなると痛みや炎症を起こすこともなく、正常な状態をしっかりと保つことが出来ます。
これが上腕骨を動かす事がポイント、とした理由です。
復帰
肩の関節が安定してくると、大きな動作が可能になって来ます。
バンザイやぐるぐる腕を回すのも可能になります。
しかし、ちょっとした動作で痛む事があるので無理のない範囲で動かしていきます。
トレーニングもアウターを含めた重い、強い動作も可能になってくるので、徐々に負荷を高めていきます。
まとめ
僕の場合、最後の復帰まで来るのにおよそ2週間掛かりました。
長く悩まされる五十肩にしては早い回復だと思います。
今回の経験で五十肩の改善でとても大切なのは、その状態の見極め、であると感じました。
僕の場合、実験として無理をしてしまいましたが、
動かすのか安静なのか、
の見極めを正確に行わないと、長期化や症状の悪化に繋がってしまうと感じました。
逆に正確に判断できれば、かなりの早さで回復が可能になります。
でも、やはり一番悩まされたのは炎症期の激しい痛み。
これには微弱電流治療器が無かったら、もっと長く苦しめられていたでしょう。
五十肩の激しい痛みでお困りの方。
当院では微弱電流治療器と正確な診断、ポイントを的確に押さえた正確なリハビリトレーニングで五十肩を早期に回復させます。
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五十肩治療は接骨院では自費治療になりますので、どうぞよろしくお願い致します。
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