膝が腫れてしまった時,すべきことはこんな事。
佐々木接骨院、院長の佐々木です。
だいぶ涼しくなりましたね!
もうすぐ秋、と言った気候になってきました。
毎日の換気も気持ちよく感じます。
今回は膝に関してのお話。
実は僕自身、古傷の膝を痛めてしまいまして、最近とても悩まされていました。
まともに歩けない状態が続き、MRI検査を受けることに。
来週結果が分かるという事で、楽しみ半分不安半分、と言った心境です。
そもそもこの膝は、「MY STORY」にも書きましたが大学四年の春シーズンに傷めたかなり昔のもの。
試合で傷めてしまったのですが、恥ずかしい話、その試合と言うのは実はOB戦なんです。
集まったOBと現役が試合をするもので、OBの同窓会を兼ねた、またはOBにとっては日頃のヒエラルキーの鬱憤を晴らすための、言ってみればどうでもいいような試合。
そこで僕は久しぶりのプレーでイキったOBのひざ元へのブロックでケガをしてしまいました。
中央のダイブプレーに対して、ワイドレシーバーがアウトサイドラインバッカーにローブロックを打って来た、というどう見ても危ないプレー。
アメフト経験者しか分かりませんね💦
サッカーで言ったらボールが来ていない選手にスライディングをかますようなもの。
それも背後からと言う悪質なものでしたが、そこはなあなあのOB戦。
反則も何もなく、僕が退場して終わり。
OBの皆さん、久しぶりのプレーでイキって現役にケガさせないでくださいね。
話が逸れましたが、その後リハビリで復活することが出来、ずっとプレーが出来て来たのですが最近になって調子が悪くなり、今の状態が知りたいと言う思いもあってMRI検査を決めました。
そんな状態の膝に関して、僕が一番悩まされていたのが腫れです。
この、腫れ、と言うのは傷を治すには必要な事ではあるんです。
しかし、過剰に続いてしまうのも考え物で、治癒の遷延や筋力低下を招いてしまいます。
今回は膝の腫れを早く改善する方法をお話しますので、どうぞ最後までお読みください^^
膝の腫れを早く改善する方法その1
先ず、第一は安静にすること。
当たり前ですが、ここで気を付けて欲しいのが安静にするその肢位になります。
安静にするという事で、皆さん膝を伸ばして、と言うイメージがあるかもしれませんね。
しかし、ここでピンピンに伸ばしたまま安静にしてしまうと、逆に膝に負担がかかってしまいます。
膝を伸ばすことで、膝を取り巻く靭帯が膝を安定させようとして緊張が強くなってしまうんですね。
もし、その緊張した靭帯に何らかの損傷があって腫れが出ているのであれば、却って逆効果になってしまいます。
ですので、安静にする肢位は軽く曲げたくらいがちょうど良いでしょう。
膝裏に枕を入れると良い角度になります。
こうすることで膝周囲の緊張が緩み、膝がリラックス出来ます。
膝の腫れを早く改善する方法その2
次は適度な圧迫です。
腫れている膝を適度な強さで押さえつけてあげるんですね。
方法は包帯を巻いてあげたり、専用のサポーターを付ける事です。
昔ながらの綿包帯は上手な人が巻くとビックリするくらいの効果があるのですが、なかなかそこまでは難しいので、伸縮性のある包帯で良いでしょう。
今では自着性の使いまわしのできる包帯があり、包帯止めが無くてもくっ付いてくれて便利なのでそんなものでも良いですね。
僕がおススメなのは少しコストが掛かりますが、馬や動物用に開発されたラップと言われるもの。
https://www.3mcompany.jp/3M/ja_JP/p/d/v000574397/
これは適度なテンション(張り)を掛けられる事で、しっかりとした圧迫が可能なもので付けた感じもとてもしっかりとしています。
気を付けて使えば使いまわしも可能ですが、効果を考えると一回の使い捨てとなってしまうのがネックなところ。
これを膝のお皿を中心に、上端下端から各10センチの幅で少し引っ張りながら巻いていきます。
薄くてしっかりしているので、圧迫したまま動かないといけない場合などは是非ともおススメしたいです。
まとめ
こんな2点を参考にして、膝が腫れてしまった場合はお試しください。
「冷やさなくていいの?」
と思われるかもしれませんが、アイシングはどちらでも良いです。
僕としては、ケガ直後以外のアイシングにそこまでの効果を感じていないので、気持ちがいいからやりたい、と言う方はやっても良いと判断しています。
膝が腫れてお困りの方は、こんなポイントを参考にしてみてください^^
膝の痛みでお困りの方はこちらをどうぞ。
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