患者さんの言葉を聴け

 

豊橋市で自費メインの接骨院とパーソナルトレーニングをやっている佐々木です。

五月も半ばですが、なかなか暑くなりませんね。

例年ではもうお風呂の時は水シャワーなんですが、今年はまだちょっと冷たいですね💦

 

最近AmazonPrimeにハマってます。

コロナで学校に行けない子供たちを退屈させないように、と言うのが入ったきっかけでしたが、多くの映画が見放題と言うサービスに大人の僕のほうが楽しんでいる状況です。

 

いくつか映画を観て楽しんだのですが、一番最近見たのがボヘミアンラプソディ。

 

公開されたときはとても話題になりましたね。

 

クイーンは好きだったので是非劇場で見たいと思っていたのですが、結局行けずにズルズルと今に至り、やっと見る事が出来ました。

 

その映画の中で、これは仕事にも活かさないと、と言う場面があり思わず途中にもかかわらずその場面をリピート。

 

リラックスして見ればいいのに、どうしても仕事につながるような事にはアンテナが勝手に反応してしまいます。

 

このページの内容

こんな感じ、と言うニュアンス

 

映画の内容は、ロックバンド「クイーン」のボーカルのフレディ・マーキュリーを中心としたバンドの成功物語。

 

その中で、代表曲の「ボヘミアンラプソディ」を作っている場面があるのですが、それがピンときた場面なんです。

オペラ部分の作成を終えたバンドが、ギタリストのブライアンメイによるギターソロのレコーディングをしている時でした。

 

ギュイーンと始まって弾き終えたブライアンメイに対して、フレディマーキュリーはこう言ってもう一度演奏するようにリクエストします。

 

「もっとロックしろ」

 

自分で書いた譜面通りにソロを弾いたブライアンメイの演奏は、悪くはないものの少し物足りない感じがしたフレディマーキュリーは、こう言って再度の演奏を促しました。

 

「ハートを込めるんだね」

 

意図を理解したブライアンメイはもう一度演奏に挑みます。

 

お互いの感性が非常に近いもの同士であるが故のやり取りかもしれません。

 

「こんな事も患者さんやクライアントさんに対して意識してみたらどうだろうか?」

 

と思ったんです。

 

細かすぎて伝わらない説明

 

なんだかテレビ番組のタイトルみたいになってしまいました(笑)

 

当院では患者さんの治療をするにあたって問診をとても重要視しています。

 

それと同時に体の状態の説明も行い、患者さんにご自分の体がどうなっているかを理解して頂くように努めています。

 

この時、いろいろ説明してるけど理解してくれたかな?ちゃんと伝わっているかな?と気になってしまう事が時々あるんですね。

 

体の状態をご自分で理解することが早期回復の早道になるので、こんな事は理解して欲しい、と言う気持ちで説明しているんですがどうも伝えきれていない感じあるのもまた事実なんです。

 

もっと分かってもらおうとすると、さらに分かりにくい表現になってしまう事も。

 

僕らのような仕事をしていると、やたらと医療用語を並べ立ててそんな説明に「こんな事を言えるんだ」と言うような自己満足に陥ってしまってる場合があるのも事実。

 

しかし、本当にわかってもらうにはこんな言葉は最低限の使用にして、もっと砕いた言い方でニュアンスを患者さんに伝えれば分かり易く伝えれるんじゃないかと、映画を観て思ったんです。

 

細かい事よりも全体像を何となくでも捉えられるような表現と言ったらいいですかね。

 

今まではもっと分かり易く、と言う気持ちが話をさらに細分化してしまい全体像が伝わりにくいものになってしまっていたのではないかと反省にもなりました。

 

今までの患者さんへの説明は伝えるのに必死になり過ぎて、受け取りにくいピンポン玉を高速で投げかけていたような感じ。

 

これからはもっと捕りやすい、大きな風船に必要なポイントのみを含めて投げかけたらどうだろう、と感じました。

 

受け取る側の姿勢

 

 

患者さんの訴えは人それぞれで多種多様です。

 

痛みや違和感、うずうずした感じや張り、硬さ、怖さ、などなど。

 

そこをどう理解して患者さんの気持ちを安心させることが出来るかが、治療を円滑に進めるためにとても重要だと感じています。

 

昔、膝の痛みで整形外科を受診した時、こちらの訴えを適当に聞き流され、レントゲンを撮って「こうだからこう!」と終られた記憶があります。

残ったのは「本当ににわかってくれているのか?」と言う不信感のみ。

 

テレビでも、ものまねをしている側と見ている側にあるのは、「そうそう、そんな感じ」といういわゆる共通部分。

そこがニッチな部分であるが故、面白さが増すわけです。

 

患者さんの訴えは様々で、それを患者さん自身もどう表現したらよいかわからない時もあると思います。

それを細かく解きほぐして、お互いに理解しやすい形にしてあげると患者さんも安心してくれるのではないか、と思うんですね。

 

「わかってくれている」

 

と言う気持ちがもたらす安心感は僕も痛いほどわかります。

 

まとめ

 

伝えるときは、感覚を刺激するような感じも含めて分かり易く。

 

受け取るときは大きく構えて、尚且つアンテナをしっかり立てて鋭敏に。

 

こんな事を映画を観て学びました^^

 

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