アスリートが行うべきストレッチとは?前編
こんばんは。
院長の佐々木です。
だいぶ暑くなってきましたね。
そういえば先日、お昼休憩に僕がカレーを作ったんです。
明日も食べられるように寸胴鍋にかなり多めに作りました。
その日はカレーライスをみんなで食べて、翌日のお昼はカレーうどんと言う算段でした。
しかし、翌日奥さんがお昼ご飯を用意しようとしたら異臭がするとのこと。
僕は確認しませんでしたが、何かあったらいけないので破棄をすることに。
冷蔵庫への保存も考えましたが、寸胴鍋をそのまま入れるスペースもなく、まだそう暑くないから大丈夫だろうと甘く見た僕の判断ミスでした。
小分けして保存すれば良かったと後で後悔😢
気候が暑くなり、食べ物も傷みやすくなっております。
皆さんも気を付けてくださいね。
今日はストレッチを取り上げたいと思います。
前にも取り上げましたが、体全てに柔軟性を求める必要はありませんが、人体にはここは柔らかくあってほしい、よく動いてほしい、という部分があります。
これは一般の方にも言えることですが、特にアスリートにとってはそのパフォーマンスを上げるために必ず必要なこの部分の柔軟性。
コロナ明けの運動でもまずこんなところからほぐしてあげると、ケガや痛みを予防することができますよ。
上半身と下半身に分けてお話します。
まずは上半身からいってみよ~!!
肩甲骨周りの柔軟性
上半身では何といっても肩甲骨周りの柔軟性がとても重要です。
肩甲骨の柔軟性はアスリートにとっては必須であり、特に野球やテニス、水泳などのいわゆる手を肩より上にあげる機会が多いオーバーヘッドアスリートにとってはパフォーマンスを上げるための命綱になってきます。
一般の方でも肩甲骨周りの柔軟性が低下すると、肩こりや五十肩を生んでしまいます。
肩甲骨はほぼ筋肉にのみ支えられています。靭帯を介して体と繋がっているのは鎖骨のみ。それもほんの端っこで繋がっているだけで、ほかの関節のように靭帯でガチっと補強されているということはないんですね。
なのでその動きは肩甲骨にまつわる筋肉が大きく影響します。
その筋肉の柔軟性、筋長の増大が肩甲骨の動きを左右するのです。
その動きと言ったらまさに暴れん坊、と言っていいぐらいによく動きます。
上下、内外、回旋、前傾、後傾と肋骨上をダイナミックに且つスムースに動いてくれるんですね。
その動きはそのまま末端である手の指にまで影響を及ぼします。
肩甲骨周りのストレッチ
肩甲骨周りの柔軟性を上げるためのストレッチはいろいろな方法があります。
肩甲骨は背中の筋肉、肩の筋肉、腕の筋肉が集まっていますので、肩甲骨周りの柔軟性を獲得するにはこの辺りのストレッチを行う必要があります。
ここで行われるのは静的ストレッチと言って、ゆっくりグーっと伸ばすタイプのストレッチですね。
詳しい方法は省きますが、これも肩甲骨周りの柔軟性を獲得するにはとても良い方法です。
一つ付け加えるとしたら、肩甲骨はその安定や動作がほぼ筋肉に委ねられているいるという事です。
静的ストレッチでゆっくりと筋肉を伸ばして筋長を増大させ、柔軟性を上げるのも良いですが、筋肉の特性を生かした方法で柔軟性を上げるのも良い方法です。
静的ストレッチに対しての動的ストレッチがそれにあたります。
筋肉は、「弛緩=伸張=収縮」をリズミカルに繰り返すことで柔軟性が上がります。
弛緩=ゆるむ、伸張=伸びる、収縮=縮む、です。
ここで言う柔軟性とは筋長の増大ではなく、血流や反射の獲得による、いわゆる、ほぐれる、といったニュアンスのものですね。
動的ストレッチは筋肉がほぐれ、その筋肉の反応スピードが高まるといわれていおり、やり方はある一定の動作をリズミカルに繰り返して行います。
メジャーリーガーの前田健太選手のマエケン体操もそれにあたります。
静的ストレッチと動的ストレッチを行うことで柔軟性が高まり、筋肉の出力も上がりパフォーマンスの向上につながります。
最後に僕が行っているおすすめの肩甲骨体操を動画でお見せしますね。
ポイントは下半身です。
どうぞお試しくださいませ^^
長くなりそうなので、二回に分けて次回下半身のお話をしたいと思います。
どうぞまたお読みください!!
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