レントゲン撮って異常無しと言われてもまだ痛い方へ。
こんばんは。
豊橋市札木町、NTTすぐ前の佐々木接骨院、院長の佐々木です。
今日は、ぐずついた天気の豊橋市です。
今日は二の酉。
商売繁盛の酉の市が近くで開かれています。
長男が友達と行くという事でおこずかいを渡したら、唐揚げ買って満足した様子でした^^
今日は新患さんで来られた患者さんで思う事がありましたので、書かせて頂きます。
【膝の痛み】
腰と膝の痛みを訴える患者さんでした。
腰は前屈みが続くと痛くなり、膝はたまにグキッと言う感触があり、その後しばらく痛くなってしまうとの事。
痛みの困ってしまった患者さんは市内の大きな整形外科を受診しました。
【レントゲン】
レントゲン撮影の結果、腰膝共に異常なし。
痛み止めとシップを処方されて終わりました。
しかし、症状は一向に良くならず、当院を受診されました。
【問診、視診、触診、評価】
体全体の動きを見ると、脊椎、特に胸椎の部分がとても固く、伸展が出来ていません。
股関節も硬く、骨盤の動きが著しく制限されています。
猫背になってしまい、背中から腰の筋肉が硬くなり、これでは痛みが出て当然と言う感じでした。
膝を見てみると、明らかに患部である右膝の方が関節に緩さを感じます。
左右比べてみるとはっきり違いが分かり、関節を支える靭帯が緩くなっているのは明白でした。
整形外科では全く触らなかったそうです。
【接骨院で出来る事】
画像で初めて分かる事は沢山あるでしょう。
レントゲン、MRI、関節造影、CT、エコーで見た目では分からない情報を得ることが出来ます。
接骨院ではレントゲンやMRIなどは勿論使えません。
しかし、触って初めて分かる事もあります。
腫れや熱感、緩みや硬さなど、丁寧な触診で微かな異常を察知することも可能です。
画像診断もとても有効ですが、その前に実際に触って得る情報がとても大切だと改めて思いました。
【ラグビースクールにて】
先々週のラグビースクールの試合での事です。
試合後、手首を痛がる子供がいました。
「ちょっといいですか?」
と診せてもらうと、何か怪しい。
添え木をして腕を吊って、ご両親に出来たら救急にかかってください、とお伝えしました。
翌週、ギプスを巻いた彼が練習に来ました。
触診や視診は万能ではありませんが、そこから出る匂い、を感じさせてくれるのです。
こういう経験はトレーナー活動で得ることが出来た僕の一つの財産です。
【まとめ】
実際に触って初めてわかる事は沢山あります。
あなたの周りにも優秀な接骨院が沢山あると思うので、レントゲンで異常なし、でも痛い、とお困りの方。
一度受診することをお勧め致します。