膝の裏に出来るグリグリの正体。
こんにちは。
豊橋市札木町の佐々木接骨院、院長の佐々木です。
今朝はスッキリ晴れた豊橋市です。
昨日は僕の47回目の誕生日でした。
年食いましたね~。
気持は若く、これからも頑張っていきます。
今日は膝に関してのお話。
膝の裏にこぶのようなものが出来ている方を患者さんでもお見掛けします。
何だろうと心配される方もいらっしゃるので、今日はこのグリグリしたこぶのようなものに関してのお話をしたいと思います。
【正座をすると】
膝をしっかり曲げる、特に正座をする方はこのグリグリが気になるようです。
痛みはないけど異物感、違和感のようなものを感じます。
触っても痛くない。
でも明らかに最近できた、前は存在しなかったもの。
その正体はいったい何でしょうか?
【ベーカー嚢腫】
名前をベーカー嚢腫(のうしゅ)といいます。
膝の裏には滑液包と言われる、関節や筋肉が動く際に起こる摩擦を緩衝する組織があります。
その滑液包が、膝を繰り返し使う事により炎症を起こし嚢胞(のうほう)と言うものになります。
嚢胞は大きくなり、触っただけで確認できるほどになります。
これをベーカー嚢腫と言います。
【対処法】
痛みが無く、特に症状の無い場合はそのままで大丈夫です。
痛みがあったり、大きくなって周りの血管などに影響が出る場合は手術になります。
嚢胞内の内容物を吸引して嚢胞を小さくします。
【まとめ】
「痛くはないんだけど、これはなんだろう?」とご心配の方。
心配しなくていいですよ。
どうしても気になる、ちょっと痛くなってきた、という方は一度ご相談下さい。