気圧の変化による痛みで悩まされいる方へ。
こんばんは。
豊橋市札木町の佐々木接骨院、院長の佐々木です。
今日は朝から雨ふりの豊橋市です。
台風24号が日本に接近していますね。
気圧もかなり低くなり、その影響で膝や腰、肩などに痛みを感じてらっしゃる方も多いと思います。
今日は痛みと気圧の関係をお話させて頂きます。
このお話を読んで頂ければ、気圧の変化による痛みも御自分で改善することが出来ますよ。
【気のせい?】
「天気が悪いから今日は○○が痛い。」
来院される患者さんから時々こういった声をお聞きします。
天気が悪くて低気圧になり、それによって引き起こされるこの症状。
天気が悪いと気分も沈みがちになり、何かスッキリしませんよね。
こんな痛みも気のせいだと思われる方もいるかもしれませんが、実はしっかりとした因果関係があります。
【ヒスタミン】
人間の体の中で気圧が低くなると、ヒスタミンと言う物質が分泌される事が最近になって分かってきました。
アレルギー反応の際に分泌されるヒスタミンですが、過剰に分泌されるとアレルギー症状のように炎症を起こしてしまい痛みを発生してしまいます。
あと、自律神経の興奮担当、交感神経を強く働かせる作用もヒスタミンにはあります。
交感神経は心臓の拍動が速くなったり、血流を増す作用があり、神経を過敏にさせる働きもあります。
こういった事も低気圧での痛みの原因の一つになります。
【関節の膨張】
大気が低くなると、体の内部の気圧が高くなり体が膨張します。
指先などが浮腫んだような感じですね。
この浮腫んだ体の組織が神経を圧迫し痛みを発生させると言われています。
そう言った現象が関節に発生し、膝や肩が痛くなるのです。
【対処法】
①リラックス
交感神経が優位に働いているので、その逆のリラックス担当の副交感神経を優位にさせます。
20~30分の昼寝や入浴を長めに取るなどして、興奮した体を落ち着かせてあげましょう。
②軽い運動
痛みがあったり体がだるいと運動は辛いかもしれませんが、運動後は心地よい疲労感で体を休めることが出来ます。
無理の無い範囲で、ストレッチや軽い体操を行ってみましょう。
③冷たい物を摂らず、身体を温める食べ物を摂る。
気圧の低下に伴う体温の低下は痛みを増幅してしまいます。
なので、なるべく冷たい物は控え、温かい食べ物を食べましょう。
【まとめ】
台風シーズンに入り、気圧が毎日激しく変化します。
毎年お悩みの方は、今年はこのようなことを心掛けてみて下さい。