コロナ明けの運動再開で気を付けなければいけないこと。
こんにちは。
佐々木接骨院、院長の佐々木です。
緊急事態宣言が解除されて、町も少し活発になってきましたね。
学校も始まり、6月からは給食も始まります。
今度、3食頑張って作ってくれていた奥さんをランチに連れて行ってあげようと思ってます。
さりげなく、優しい旦那アピールをしている院長です^^
緊急事態宣言が解除されて、運動をする機会が増えることと思います。
チーム単位での練習も再開され、休んでいた分を取り返そうとやる気満々で取り組んでいるかもしれませんね。
しかし、やる気満々はとても良いですが、今のタイミングであまり頑張りすぎてしまうと、逆に体を壊してしまう危険性がとても高いのはご存じですか?
その理由はこんなところにあります。
暑熱順化
コロナの影響で外出自粛が4月、5月と二か月ほど続きました。
この二か月は春先の心地よい気候から、だんだんと暑くなってくる時期ですね。
この時期は暑熱順化の時期と言って、体が徐々に暑さに慣れていく大切な時期でもあります。
5月は30度を超える日も出てきて、真夏日が続くときもありますね。
余談ではありますが、この時期は部活に入部したての1年生にとっては試練に時期でもあります。
暑い中の練習に耐えられなくなって、退部者がバタバタと出てくる時期なんです💦
話を元に戻します。
この、体を暑さにならすための大切な時期を、今年は皆さん経験していません。
これで、自粛宣言が解除された!ということでいきなり炎天下の中で運動するのは、体にとっては大変危険な状況を招いてしまう可能性があります。
熱中症
やっぱり一番危険度が高いのが熱中症ですね。
しかし、今年はこれまでの熱中症とは違うパターンを考えなければいけません。
これまでは発汗によって水分や塩分が失われて、脱水症状に陥るのが一番危険度が高い症状でした。
しかし、今年の体は暑さを経験していません。
暑さに馴れていない体は、発汗がうまくできない状態になっているんですね。
発汗は水分や塩分を失うこともありますが、体の体温を下げる行為でもあります。
発汗によって出た汗が蒸発をして体から熱を奪い、体温を下げようとします。
これができないと熱が体内にこもってしまい、体温の過剰な上昇を招いてしまいます。
今年はこのような熱中症のパターンに気を付けなければいけないでしょう。
汗をかける体にするには
汗をかける体にするには、汗が出る体になるように慣らしていかなければいけません。
いきなり高い強度の練習やトレーニングをするのではなく、徐々に強度を上げて、汗が出るように体を促していったほうが良いでしょう。
日常生活では、汗をかいてもすぐに冷やさないようにして汗腺を開くことができるように心がけたらいいですね。
お風呂上りはとても貴重な発汗トレーニングのタイミングなので、クーラーなどですぐに冷やさずに発汗を促して汗をかくトレーニングをしたほうが良いですね。
まとめ
今年の夏は例年とは少し違う熱中症対策が必要かもしれません。
スポーツ現場では、「汗もかいてないのになんで?」と思う選手が不調を訴えるかもしれません。
どうぞこんなことも頭に入れて、今年の夏を迎えてくださいね^^
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