ランナーを悩ます、すねの内側に沿った痛みの改善方法

こんにちは。

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

もうすぐクリスマスという事で、我が家も少しずつクリスマスモードになっております。

先日、長女がお友達の家でリースを作らせてもらいました。

これ、全部食べ物で出来てるんです。
分かり易いのがマカロニですね。

色を塗ると立派なリースに見えてきます^^

先週は長距離ランナーの方のケアを数人行いました。

そのうちのお一人はすねの痛み、いわゆるシンスプリントでお悩みで、大会までに治したいとの事で来院して頂きました。

結果三回の治療で完治し、無事レースにも出られたのですが、シンスプリントは通常完治までに時間が掛かる結構厄介な疾患です。

当院の治療ポイントと、効果的だったホームエクササイズのお話をさせて頂きますので、今シンスプリントでお悩みな方は参考にしてみて下さい。

このページの内容

すねの内側

シンスプリントは別名、過労性脛部痛なんて言います。

すねの骨の内側が刺すように痛み、痛みが強くなると走るどころか歩くのさえも困難になります。

そのままにしておくと疲労骨折に繋がる恐れもあり、初期にしっかりとした対処が必要になります。

原因

その原因は主にランニングフォームにあります。シンスプリントになるランナーは、足先が外に向いて地面に接地する傾向が強いです。

こういうランナーは足の接地場所が本来の理想である重心の真下辺りなのに対して、重心より前方に接地します。



前に接地してしまう事で、その都度、進んでいる自分にブレーキを掛ける事になり、そこから地面を掻くように足を蹴って行きます。

接地から離地期(足が地面から離れる時)の間に脛の内側に強いストレスが掛かり続け、結果シンスプリントを引き起こしてしまうのです。

当院の治療

先ずは患部の痛みを取る事を最優先します。

炎症を抑え、痛みを取り患部の状態を改善していきます。

今回の患者さんは、お尻の筋肉がとても硬く、緊張をしていました。

足先が外を向くのは股関節が外旋という状態になり、この外旋はお尻にある筋肉が働くことで可能になるのでその影響でお尻の緊張が強いと判断しました。

過剰に働いているお尻の筋肉を抑制するために、ストレッチを指導して毎日行ってもらうようにしました。

まとめ

これはあくまでも一例ですが、シンスプリントはその痛い部位だけ治療していてもなかなか改善は見込めません。体全体を鑑みて、異常を見つけて整えることで通常よりも早く改善する事が可能です。

シンスプリントは早めに治すことで、治療期間も短くて済む疾患です。

佐々木接骨院
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