怪我をして安静、シップ、痛み止めで様子を見ているあなたへ。
おはようございます。
豊橋市札木町の佐々木接骨院、院長の佐々木です。
今日もスッキリ晴れた豊橋市です。
街にはもう、クリスマス関係の商品が置かれていますね。
先日行った近所のケーキ屋さんも、クリスマスケーキの予約を受け付けていました。
今年の「笑ってはいけない・・・」にラグビー日本代表の稲垣選手が出ると予想している院長です。
怪我は安静→自然治癒にまかせる
ケガをした時、捻挫や打撲、肉離れなどは整形外科を受診すると、安静を指示されます。
これは何もせずに大人しくして様子を見てね、という事です。
必要ならば固定をして、シップ、痛み止めで痛みを紛らわして下さい、と言うのがケガをした時の定番コースになっています。
転位と言って骨が折れて骨同士が離れてしまった場合などは手術や固定が必要ですが、捻挫や打撲、肉離れなどのいわゆる軟部組織の損傷は安静がその治癒を遅らせる要因となります。
安静にすると言うのは、自然治癒に任せるという事。
当院ではこの安静期に積極的に治療を行う事で、通常よりも早い治癒、復帰を可能にしています。
実例をいくつか挙げてお話しますので、どうぞお読みください。
ケース① 膝を強打した小学生
これはウチの長男の実例です(笑)
ラグビーの試合で、キックオフのボールを捕りに行って相手選手と衝突。
膝を強打して試合続行不能になりました。
状態を診るとかなり腫れており、曲げ伸ばしもほとんど出来ずに足が着けない状態です。
お皿の骨折があるかもしれないと思い、一応整形外科を受診。
レントゲンとMRIでの診断は骨挫傷と靭帯損傷で11月いっぱいは痛いだろうとの事でした。
その後、毎日治療した結果は1週間後には走れるようになり、学校のドッジボール大会で活躍して表彰され、それで少し悪化したものの、2週間後にはピンピンで動き回っています。
ケース②アメフトで肩を脱臼した選手
トレーナーとして帯同するアメフトチームの選手が試合中に脱臼をしました。
この選手は肩の脱臼が習慣性になっており、今までは外れても自分でいつも戻していたとの事。
しかし、この時は自分で戻すことが出来ずにそのまま試合を外れました。
サイドラインですぐに整復をして肩を戻し、そのままこの日は試合から外れました。
自分では戻せなかったというので、いつもより激しく脱臼をしたものと思われます。
動かすとかなり痛みがあったのですが安静にはせず、出来る限り治療に来てもらい、その結果日常生活での痛みはほぼ、取る事が出来ました。
3週間後の試合にはフル出場する事が出来ました。
ケース③バスケットボールで膝を怪我した中学生
バスケットボールでもともと痛めていた膝を相手選手と交錯して強打。
歩行もままならない状態でしっかり曲げられない、伸ばせない状態でした。
どうしても試合に間に合わせたいとの事で、試合までの1週間、毎日通院して頂き、走れなかったのが走れるようになって、ピボット、ジャンプ、スクワットも可能になりました。
試合は1クォーターのみと言う条件付きで許可しましたが、ヘッドコーチが無視をしてほとんど出場する事態に。
かなり悪化して現在も次戦に向けて治療中。
怪我を早く治すために
シップ、痛み止めはケガを治すものではありません。
治るまでの期間、痛みを紛らわす、痛みを感じなくさせるものです。
怪我を早く治すと言うのは、怪我の治癒スピードを上げるという事。
治癒サイクルを早く回転させるという事です。
これにはやはり特別な治療が必要になります。
治れー!と念じても治るものではありません(笑)
まとめ
このように安静、シップ、痛み止めで様子を見る期間に治療を行う事で、諦めていた事、出来なかった事が可能になります。
怪我は安静、と言う常識に縛られずにその時にやるべき治療を行う事で諦めていたことも出来るようになることを知ってください。
当院から怪我の治療に対するパラダイムシフトを起こしたいと思っています。
安静が最良の選択ではないのです。
お困りの方はご相談下さい。
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