首の痛みの原因は首にあらず

こんにちは。

台風が去って少し落ち着いた豊橋市です。

これからが本格的な台風シーズン。

子供は学校が休みになるので大いに期待しているみたいです(笑)

先日、首を痛めた患者さんがいらっしゃいました。

動かそうにも痛くて動かせません。

こんな時は首を触っても痛みが強くなる可能性が高いので、あまり触る事はしません。

首に関する筋肉を考えて、こんなところからアプローチすると症状が改善されます。

このページの内容

僧帽筋

首の痛みに関する筋肉は、この僧帽筋の緊張が考えられます。

首から肩、背中にかけて菱形に広がった大きな筋肉です。

このように僧帽筋は首だけには存在せず、肩と背中を繋ぎその役割も首を動かすだけではありません。

よって首を痛めた時は、この僧帽筋全体を考えてケアをすると大きな改善が見込められるのです。

さまざまな動作に関連

僧帽筋は首を動かすのは勿論、他にも様々な動作に関連している筋肉です。

〇肩をすくめる
〇腕を上げる
〇肩甲骨を背骨に寄せる
〇顔を上げる

などに関連し、生活の中でとても頑張っている筋肉です。

また、大きな筋肉なので他の動作の代償として働くことも良くあります。

前屈の時に腰の筋肉が怠けていたり、歩くときにお尻の筋肉が怠けていたり。

一見関係無さそうな動作でも、その負担を代償として受け持ってしまっているのです。

体全体を診る

僧帽筋は過剰に働いているので抑制を促し、体全体を診て働いていない、動いて欲しい筋肉を活性化させて体の真のバランスを調整していきます。

僧帽筋を抑制するだけで、正直症状は消失します。

しかし、また同じような動作パターンを繰り返していてはまた同じ症状が現れてしまいます。

怠けている筋肉の出力を高め、僧帽筋に代償させないような動作を身につけることが本当の意味での改善となります。

まとめ

首を痛めても首だけが原因ではありません。

御自分でも日頃から体全体を動かして一か所に過剰な負担が掛からないようにしましょう。

ラジオ体操なんてとてもいいですよ^^

佐々木接骨院
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