運動会で熱中症にならないためのスポーツ飲料の飲み方。

こんばんは。

大学入学前に運転免許が取れず、入学後アメフト部に入部して自動車学校の有効期限が半年の為、夏に帰省して運転免許を取らなければならず、そのため夏の練習参加が遅れると伝えたらボコボコにされて夜のグランドに甲高い張り手の音を何度もこだまさせた院長の佐々木です。

今週末は我が家も運動会に参加します。

予報では30度越えの真夏日になる様子。

こういう日に運動するならまず、熱中症に気をつけなければいけません。

やはりカギになるのが水分補給。

水だけでなく、スポーツドリンクを使って効果的に水分補給を行いたいところ。

そのスポーツドリンクもこのように使い分けると更に熱中症の予防効果が高まります。

吸収

スポーツドリンクはいろいろありますが、ここではその吸収に焦点を当ててみます。

水分補給と言ってもただ水を補給すれば良いというわけではいけません。

過去ブログでも、

「特に水分摂取に関しては過剰に摂り過ぎると、「低ナトリウム血症」という状態を引き起こす可能性があります。

水分のみを過剰に摂取すると、血液中のナトリウム濃度が低くなり、だるくなったり、頭痛や嘔吐、吐き気を伴います。

そう、熱中症と症状が似ているんですね。

そこで、「熱中症だ!水分補給を!」と言って水を多量に飲ませると…。

通常、細胞はその中と外でナトリウムの濃度が一定に保たれています。このバランスが水分の過剰摂取によって細胞外のナトリウム濃度が低くなりアンバランスになります。そのバランスを保とうとして細胞内に水分が入ってきてナトリウム濃度を内と外で一定にしようとします。

普通の細胞は耐久性があり、これくらいではへこたれないのですが、脳の細胞は頭蓋骨に囲まれているため、拡がるのがとても苦手です。

その限られた逃げ場のない頭蓋骨の中で膨張した細胞はお互いにぶつかり、傷つけあい、結果、脳障害を引き起こし、最悪の場合は死に至ります。」

と書きました。

発汗では水分と一緒にナトリウムも失われるので、適宜補給する必要があります。

スポーツドリンクの成分表をみると「ナトリウム Na⁺」なんて書いてあります。

しかし、この補給した水分、ナトリウムも体に吸収されなければ意味がありません。

また、その体の状況によって吸収の度合い変わってきます。

安静時、運動時では体の中の水分状態が異なるため、それに合わせてスポーツドリンクを使い分けると更に効果的です。

安静時は

安静時に適したスポーツドリンクはポカリスエット、アクエリアスなどになります。

アイソトニック飲料と言われ安静時の体の水分状態と同じ濃度になるため、安静時には速やかに吸収されます。

運動会前や昼休憩時に飲むと良いでしょう。

運動時や運動直後は

このタイミングで適しているのはハイポトニック飲料と言われるカテゴリーのもので、代表的なのがアサヒH2O、グリコCCDドリンク、アミノバリューなどになります。

発汗によって塩分濃度が薄くなっている体液の状態にあわせた濃度のため、運動時や運動直後の状態での吸収が早くなります。

これから暑くなる時期はこんな事も行って熱中症を防ぎましょう。

まとめ

まさか、運動会でも水筒の中身はお茶、なんて言っている学校はもうないと思います。

そんな前時代的な考えが子供たちを苦しめます。

運動会、体調を整えてみんな楽しんでください!

佐々木接骨院
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