肩こりを改善する簡単肩こり体操
こんにちは。
豊橋市札木町の佐々木接骨院、院長の佐々木です。
スッキリ晴れた豊橋市ですが、まだ結構暑いです💦
今日は肩こりを改善する簡単肩こり体操をご紹介します。
デスクワークの方でも座りながら簡単に出来るので、是非やってみて下さい。
【肩こりの原因は僧帽筋】
皆さんが肩こりを訴える場所には僧帽筋と言う筋肉があります。
この筋肉は首から肩、背中に広がる大きな筋肉で、上部、中部、下部、と別れており首や肩、肩甲骨が動く際にとても大きな役割を果たします。
そして、肩こりを感じる部分は上部の部分で、ここは頭部を支えるために四六時中働いており、常に力の発揮を強いられています。
常に筋肉が収縮しているため、その結果、乳酸が産生されます。この乳酸は運動をしていれば必ず産生されるのですが、有酸素運動などでは血流によって乳酸が流され、またエネルギーとして再利用され、筋肉に蓄積することはありません。
しかし、無酸素運動では再利用される事なく溜まる一方。 乳酸は筋肉にとどまり酸化を起こし固くしてしまいます。
僧帽筋上部は、腕を吊って支えるために静的収縮と言って関節を動かすことなく、力が入りっぱなしになります。
血流も無いので、産生された乳酸は筋肉を酸化し固くなり、結果コリとして現れるのです。
酸化を簡単にイメージするならば、鉄の錆をイメージすると良いでしょう。
鉄は酸化すると錆びついてしまい、固く、結果的に腐敗してしまいます。
なので、肩こりの方の肩は、酸化により錆びついて固くなってしまっていると言って良いでしょう。
【血流を送るには】
錆びついた筋肉を元通りにするには、蓄積した乳酸を流してあげなければいけません。
充分な血流を送ってあげ、乳酸を除去するのです。
シップなどがあまり効果が無く、ただの対処療法だと言うのがお分かりかと思います。
血流を充分に送るには、やはり運動が必要になります。
「力を込め続けたところにまた運動?」
と思われるかもしれませんが、ここでの運動は力を入れると言うより、筋肉の収縮と弛緩を交互に促す目的があります。
筋肉が、縮む、緩む、を繰り返すことによりそのポンプ作用で血流が増大して乳酸が流れてくれます。
【やり方】
やり方は非常に簡単です。
①肘を曲げ、肩に自分の指を付けます。
②肘を大きく回します。
③前まわし、後ろ回し両方行います。
この時、あまり僧帽筋の上部には力を込めず、肩甲骨全体を大きく動かすイメージを持って行うと良いでしょう。
肘が前に行った時は猫背気味になり、後ろに回した時には胸を張ります。
大きく少し大げさに動かしていきましょう。
【まとめ】
筋肉を理想的な使い方をする事で血流を増やし、乳酸を洗い流していきます。
毎日の肩こりケアに前後10回ずつ、回してもらえればスッキリし肩こりも改善されます。
続ける事で更にその効果は持続されます。
肩こりでお悩みの方、是非、お試しくださいね。