足首サポーターの正しい着け方

足首の捻挫をした患者さんが来院されると、サポーターをされている方が時々いらっしゃいます。

 

よくあるケースが最初に整形外科を受診して、サポーターを着けるように勧められてそのまま着け続けているパターン。

 

それでもなかなか治らずに当院に来院してくれるのですが、サポーターの装着方法を見ると、9割以上の患者さんが間違った着け方をされています。

 

以前に挙げたブログ、足首捻挫が逆効果なケースとは、をリライトして正しいサポーターの着け方をお話します。

 

よくある足首の捻挫

足首の捻挫は殆んどのパターンは内反捻挫というものです。



内反と言うのは小指側が内側に捻られる事で、この場合、足首の外側に強いストレスが加わって受傷します。

内反捻挫と外反捻挫の受傷割合は、

内反捻挫:発生率約80〜90%。主に外側靭帯の損傷。

外反捻挫:発生率約10〜20%。主に三角靭帯の損傷。

となり、内反捻挫が足首の捻挫のほとんどを占めるので、市販の足首サポーターはこの内反捻挫に対処出来るように作られています。

捻挫をしやすい足首

相対的に体の大きさに対して足のサイズが小さい方も足首捻挫のリスクが高いことが分かっています。

体を支える足裏の基底面が狭いため、ストップやターンの動作の時に体を支えきれずに捻ってしまうのは、何となく想像出来る感じがします。

足首サポーターに求める効果

小指側が内側に捻って受傷してしまう内反捻挫に対しては、外くるぶし付近の組織が損傷し、痛くなるケースが殆どになるので、外くるぶし付近にストレスを掛けないようにしなければなりません。

なのでこのように、

 

小指側を引き上げて外くるぶし付近のストレスを軽減させるのが、サポーターの役割になります。

 

正しい着け方と誤った着け方

整形外科で良く処方されるベルトタイプのサポーターを例にして説明します。

正しい着け方

先ずはこのように土踏まずに向けてベルトを通していきます。

 

 

ここから足の裏を通って小指側にベルトを引き出し、足首の外側を引き上げて固定します。

これで完成です。

 

誤った着け方

 

 

これを整形外科では逆に小指側にベルトを通して、

 

 

 

親指側を引き上げるように説明されます。

 

 

これでは痛めたパターンを助長してしまい、何のための固定なのかわかりません。かえって逆効果になってしまいます。

 

例外として

この誤った着け方は正解の場合もあります。

 

以前のブログでお話した外反捻挫をした場合です。

 

外反捻挫は内反捻挫とは逆の方向に捻るパターンです。


こう捻ってしまうと、主に損傷されるのは内くるぶし付近の組織であり、ここにストレスを与えないようにするには先ほどの間違った着け方が正解になります。

 

まとめ

整形外科でサポーターを処方される際、着ける医者、看護師は恐らくサポーターがどんな意味があるのか分かっていません。

自分がケガをしてサポーターを着けた経験も恐らくないので、深く考えずに患者さんに処方するのでしょう。

接骨院を否定するなら、それくらいは頭に入れて欲しいと思います。

整形外科で着けてもらって、なんかおかしいな、と思ったら逆に着けているのかもしれません。

すぐに確認して逆に着けてください。

 

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