あなたは大丈夫?腰痛改善の為のチェックポイント

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

先週の日曜日は久しぶりにラグビースクールに行ってきました。

雨予報がピーカンになり、子供達は暑くて大変な様子。

最後まで頑張って練習しました。

その後は海陽学園アメリカンフットボール部の試合にトレーナーとして帯同。

残念ながら負けてしまいましたが、11人でよく頑張りました~💦

奇跡的に一人の怪我人もでず、トレーナーとしては一安心。

また来年の春に向けて、挑戦が始まります。

腰痛になりやすい腰

昨日の海陽学園の試合前に腰にコルセットをしている選手がいたので、様子を聞くと腰が痛いとの事。

学校近くの接骨院でお尻が硬いと言われたそうで、様子を見てみるとお尻は特に硬い感じはありません。

仰向けで診てみるとこれは痛くなるなぁ、という感じの腰の状態。

この状態で考えられる、負担の掛かっている筋肉を触ってみるとメチャクチャ痛がります。

原因の一つはここですね。

まさしく彼の腰は、多くの腰痛の方に見られる腰が痛くなって当然の状態でした。

その理由はこんな事になります。

自分で出来る腰痛改善三つのチェックポイント

ここでチェックしたのは三つのポイント。

これは皆さんも簡単に出来るチェック法なので、やってみて下さい

〇仰向けで寝た時、腰とベッドの間に隙間がある。
〇肋骨が張り出している。
〇つま先が外に向いて股関節が開いている。

お腹をせり出して胸を張り、お尻を突き出して腰が反り、がに股のような状態。

このような姿勢では腰への負担が大きく、腰痛がいつ起きてもおかしくありません。

最初から順番にやり方を解説していきますので、是非やってみてください。

仰向けで寝た時、腰とベッドの間に隙間がある

これは腰の反りが強く出ていないかを確認するチェック法です。

腰の反りが強いと、腰の筋肉が硬くなってしまい腰痛のリスクが高まります。

腰は生理的湾曲と言って、もともと自然なカーブを描いているのが理想なのですが、そのカーブがきついのは少し考えものなんです。

やり方は、

〇仰向けに寝て
〇腰の下に手を入れて
〇隙間がどれくらいあるか確かめる

です。

仰向けに寝て力を抜いているのにも関わらず、腰の下に隙間が出来るのは腰の筋肉が力が抜けていない証拠。

普段から反った姿勢で立っているので、力を抜くことが出来ずに常に緊張してしまっている状態なんですね。

理想は指先がわずかに入る程度が理想的な腰の反り具合になります。

肋骨が張り出している

お腹の上の方にある肋骨の下の部分が前に張り出している状態を言います。

これは呼吸と関係が深く、浅く胸や首肩周囲を使っての呼吸を普段からしていると、このような状態になってしまいます。

こういった方の呼吸の特徴として、吸う事に意識が向いて吐けない、という事があります。

横隔膜は腰の骨、肋骨に付いているのですが、息を吸うと肺が膨らみ肋骨は広がって、横隔膜は縮んで下がっていきます。


逆に吐くことで横隔膜は緩みドーム状に上がっていき、肋骨は下がって閉じていきます。

吸う事を強調して吐くことがおろそかになっていると、肋骨は広がったまま前に突き出て、胸を張った腰が反ってしまう事に繋がって行きます。

お腹から上に触っていって肋骨辺りでボコッと膨らんでいる方は要注意です。

つま先が外に向いて股関節が広がっている

腰が反ってしまうと言うのは、骨盤が前傾という状態になっていきます。

このような状態は股関節が外旋と言って、つま先が外に向いてしまうようになります。

これは腸腰筋と言われる筋肉が深く関係します。

この筋肉は腰骨から太ももの骨の裏側まで繋がっているのですが、腸腰筋が硬くなると骨盤が前傾し、股関節も外向きになってしまいます。

この腸腰筋の状態は腰痛にとても深く関係します。

海陽学園の高校生に対して行ったのも、この腸腰筋の硬さを確認したんですね。

自分で出来るチェック法は、仰向けに寝て上から自分のつま先の方向を確認するだけです。

これも生理的な外旋と言って正常でも少し外に向いているのですが、あまりに過度に向いてしまっている方は要注意です。

まとめ

あなたはいくつ当てはまりましたか?

一つでも当てはまる方は今腰痛でなくても要注意です。なぜなら一つ当てはまるだけでも、それがきっかけになって他の症状が現れる事になるからです。

「あてはまる!やばい!」

と思われた方。

心配しないでください。次回は簡単に出来る改善方法をお伝えします^^

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