逆ヘッドタックルで膝を受傷した実例を解説します。

おはようございます。

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

最近寒くなって風邪が流行りだしていますね。

我が家の子供も体調を崩して学校を休んでます。

昨日、大塚製薬さんにご訪問頂き、こんな商品を紹介されました。

乳酸菌が入っており、風邪予防に効果的との事。

今週土曜日は学習発表会なので、これ飲ませて何とか元気になって欲しいと思っています。

今日のブログはかなりマニアックですね~💦

一般の人には良く分からないタイトルです。

完全にラグビー、アメフト向けの内容ですが、ラグビーワールドカップがあれ程盛り上がったので、「にわかファン」の方にも読んでもらえたら嬉しいです。

これを読んだら、にわかファンを卒業して通なファンの仲間入りが出来ますよ^^

逆ヘッドタックルとは

ラグビーやアメフトで必ず行われるタックルと言う行為。

コンタクトスポーツの醍醐味の一つであり、代名詞でもありますね。

このタックルと言う行為が、今見直されています。

その理由はケガのリスクがあまりにも高いという事で、危ないタックル、正しいタックルを明確にし、ケガを減らそうと言う運動がアメリカから広まっています。

その危ないタックルを逆ヘッドタックルと言うんですね。

ラグビーやアメフトでタックルをされるのはボールを持って進んでいる選手です。

この選手に対して進行方向に頭を突っ込んでタックルするのを逆ヘッドタックルと言います。

この画像は進行方向に対して後ろに頭があるので正しいタックルと言えます。

この頭の位置が逆ヘッドではお腹や股関節の前辺りに来てしまうのを言います。

実際の状況

この逆ヘッドタックルでケガをしたシーンが日曜日の愛知大学対信州大学の試合でありました。

動画の42分30秒あたりからそのプレーが確認できます。

左の矢印がタックルをする信州大学の選手、右の矢印がタックルを受ける愛知大学の選手です。

次の画像。


タックルをしました。逆ヘッドの形になっています。ちょっと分かりにくいですね...。

右足が地面にロックされ、右膝が嫌な感じで曲がっています。


右足がロックされたまま右膝が内側に強制され、そこに愛知大学ともう一人の信州大学の選手二人分の全体重が掛かり、右膝を受傷してしまいます。

逆ヘッドタックルのポジションではこのようなパターンもあるのです。

この後、選手は相当に痛がっており直ぐに担架で運ばれて試合をアウトしました。
かなりのケガだと思われますが、少しでも軽傷である事を祈ります。

プレイヤーとしては

しかし、戦っているプレイヤーとしては、なんとかタックルしたいという思いから、なかなか逆ヘッドを回避する事が出来ないこともまた事実。

なんとかタックルしようとして逆ヘッドになってしまうこともあります。

そこはこれから各チームに正しいタックルを徹底させ、ペナルティなどの規定も整備して逆ヘッドを無くすようにリーグ全体で取り組む必要があるでしょう。

ナイスタックル!ではなく、これは危ない、と指摘出来るくらいに日本に浸透する事を望みます。

何より選手の怪我を少なくするためのことなので。

まとめ

ラグビーの盛り上がりを一過性にするのでは無く、定着させるにはこんな事の徹底もとても重要だと思います。

選手に怪我のないよう、思う存分のプレーを発揮してもらえたらと思います。

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