テニス肘になりやすい職業と、その対処法。
こんばんは。
豊橋市札木町の佐々木接骨院、院長の佐々木です。
今日は気持ちの良い日でしたが、また台風が週末にやって来るようです。
土日の予定は変更したほうが良いかも知れませんね。
【テニス肘」
肘の外側のグリグリ辺りがどうも痛い。
手に力を入れるとヅキっと痛む。
ペットボトルのキャップを開ける。
傘をさす。
車のドアを開ける。
そんな時はテニス肘が考えられます。
【テニスに限らない】
テニス肘と言うけど、私はテニスはやっていない。
そう思う方もいるでしょう。
これはテニスをやっている人に多い症状なのでテニス肘と付いただけで、正式には上腕骨外側上顆炎と言います。
この腕の骨の外側上顆といわれる部分に炎症が起き、その周辺に痛みが出ます。
では、なぜこんなところが痛くなるのでしょうか?
【指と手首】
この外側上顆には指や手首を動かす筋肉に関係しています。
指を伸ばす、手首を反らすなどの動きをする伸筋と呼ばれる筋肉がくっついています。
指や手首を酷使するとその筋肉の影響で外側上顆が痛くなるのです。
【なりやすい職業】
やはり手を多く使う職業の方に多い症状になります。
例)
コック、料理人、運送業、スーパーのレジ、パソコンワーク、ピアノ教師、
強い力を出してなくても、頻回に小さな力を入れ続ける事でも痛みを発生してしまいます。
【対処法】
①先ずは炎症があるので冷やしてあげましょう。 氷嚢を作って患部に10分~20分のアイシングをします。
②ストレッチを施します。手の甲側に伸筋があるので、ここをこのように伸ばしてあげます。
③手のひら側も伸ばします。こうすることで伸筋の脱力を促します。
【まとめ】
テニス肘のなりやすい職業の人は、痛くなくても仕事の合間などにストレッチをやってください。
外側上顆炎はなってしまうと自然にはなかなか治りません。
日頃のケアを行って痛みが出ないようにしましょう。