肩こりを緩和する枕の作り方
こんにちは。
豊橋市札木町の佐々木接骨院、院長の佐々木です。
台風が近づいている影響か、少し涼しく感じる豊橋市です。
しかし、熱中症の警戒レベルは依然として高いまま。
皆さん、十分にご注意下さい。
肩こりの患者さんによく、どんな枕を選んだら良いか聞かれます。
今日は当院がお勧めする肩こり予防に効果のある枕の作り方をご紹介します。
【枕の硬さ】
今では枕の種類はいろいろありますね。 低反発枕などは肩こりの方なら一度は試されたと思います。
理想的な硬さは、硬過ぎず柔らか過ぎず。
寝てみて気持ちいいなぁ、と思える硬さで良いと思います。
当院で使っているビーズ枕。
柔らかめの感触が気に入って頂き、購入される方もいらっしゃいます。
【枕の高さ】
寝ている時(仰向けを前提として)、首の骨がどういった状況が理想かを患者さんに説明して、当院では枕の指導をさせてもらっています。
首の骨は頸椎と言われ、積み重なった骨が少し前にしなるような形が理想です。
この自然なしなりを寝ている姿勢でも出来るだけ保ってもらう事で、周囲の筋肉の余分な緊張がほぐれてくれます。
枕は高過ぎず、むしろ少し低めに感じる高さが良いでしょう。
往々にして肩こりの方は高めの枕を使っている傾向が強いようです。
【タオルを一本】
この枕にタオルを丸めた物を首筋に当たるように置いてあげます。
ほんの少しだけ顎が上がる感じです。
こうすることで、首の理想的なしなりが寝ている時も保つことが出来ます。
また、少し顎が上がり気味になる事で気道が確保されやすくなり、呼吸も楽になります。
実際、救命措置の際の人工呼吸では顎をガバッと引き上げ肺に空気を挿入します。
こうすることで、首の筋肉が緩み、呼吸が改善される事で睡眠の質も上がり、ストレスも軽減されます。
タオルに保冷剤などを巻いてあげると、首が冷えて今の時期は気持ちがいいですね。
【まとめ】
一日の約三分の一を占める睡眠時間。
体を休めるための睡眠が、肩こりを助長している可能性もあります。
タオル一本で出来る肩こり改善枕。
是非一度、お試しくださいね。