接骨院、やめろ。

こんばんは。

佐々木接骨院、院長の佐々木です。

めっきり涼しくなりましたね~。

お洒落な長女は長袖が着れて嬉しそうです^^

長男は12月まで半袖です💦

今日のブログは、先日呆れて開いた口が塞がらないような事を聞いたのでこんなタイトルになってしまいました。

ただの怒り、毒吐きブログではなく、あなたが接骨院を選ぶ上できっと参考になると思いますので、どうぞ最後までお読みください。

このページの内容

バスケットボール

先日、バスケットボールを頑張る女子中学生が来院してくれました。



試合中に相手選手と接触して、膝を負傷したようで当院には紹介で来てくれました。

当院受診前に地元の接骨院を受診したそうで、そこでは治療らしきものをした上で、こんな事を言われたそうです。

「靭帯が伸びてるかもしれないから、整形外科で診てもらってください。整形外科で何もしなかったらウチに来てください。」

この言葉を聞いて、あなたはどう思いますか?

僕には訳が分かりません。

接骨院は何をするところか、治療する側がわかってない。

そもそも接骨院とは、捻挫や打撲、肉離れ、脱臼、骨折を治すスペシャリストなんです。
なので、保険適応範囲として以上のケガに限って国から認められてるわけです。

今回の女の子の症状は、打撲、捻挫と言うものでした。

その治療を一回の治療で整形外科に委ねてしまう事に、僕は強い違和感をおぼえました。

対診

しかし、対診と言って当院でも整形外科に画像診断、診察をお願いする事はあります。

このような場合は全く動かせないほどの痛み、酷い腫れ、などがある場合はその症状を鑑みて対診をお願いします。
いわゆる骨折、手術適応の靭帯の完全断裂が疑われる場合です。脱臼の場合はその場で整復をして、整形外科で対診をお願いします。
骨折、脱臼の接骨院での治療は応急処置以外は医師の許可が必要なのです。

当院の場合で言うと、まずは信頼のおける整形外科に経過、症状を書いた紹介状を持って行ってもらい、整形の院長にも直接電話でお願いして対診をお願いします。
その後、画像診断、診察の結果によってそのまま整形外科に掛かるのか、接骨院に戻って治療したほうが良いのかを判断するわけです。

今回の女の子の症状を見せてもらうと、十分に接骨院で対処出来る怪我のレベルだと判断しました。

プライド

ケガをして治してほしくて、患者さんが来てくれている訳です。

とんでもない怪我ではありません。

そんな患者さんには全力で応えて、良くなってもらおう、治してあげようと思うのが当然だと思うんです。

捻挫や打撲、肉離れに関しては接骨院のみで治療、施術が出来るんです。

あえて、言いたいです。

患者さんの思いに応える気持ちがあるのか、と。

接骨院、柔道整復師としてのプライドがあるのか、と。

最近の接骨院

ウチも開業6年目でまだ最近なんですけど(笑)、最近、多いですね。 骨盤矯正や酸素カプセル、マッサージを掲げる接骨院。交通事故専門とか訳が分からない。

治療の手段としてそれらを否定しようとは思いません。患者さんに有益なのであれば何でもいいと思っています。正解や間違いなんて無いんです。

しかし、柔道整復師の本分はケガを治す事でしょ。

そんな本分やプライドを捨てて、なにやってんの?と思ってしまいます。

経験

今ではケガで接骨院を受診する人も減っています。

整形外科でも減っているそうです。

街の接骨院では、実際に怪我の患者さんを診る機会がとても少ない状態です。

僕がトレーナー活動を行っているのは、怪我の臨床を沢山経験したい、というのもあります。

最近の試合では、足首の捻挫、手の小指の脱臼、肩の脱臼を経験することが出来ました。

「金にもならんことを」

などと言われましたが、こういった経験はお金には代えられないもので、選手を助けることが出来、また自分のこれからにも必ず助けになる経験だと思っています。

まとめ

接骨院の受診を考えているあなたに提言です。

しっかりとケガを治せる接骨院に行きましょう。

その痛みがケガではなくてもです。

ケガを治せる接骨院は、そういった症状でもきっと、しっかりと対応してくれるはずです。

その場合、保険証の提示を求められたら止めておきましょう(笑)

佐々木接骨院
治療のご予約はこちら。
電話番号 0532-39-7422  完全予約制
LINE@からでもご予約できます。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です