ヨガで体を痛めないために気をつけること。

こんにちは。

今日は良い天気の豊橋市です。

今年も残すところあと2か月。

なんだか焦ってしまう院長の佐々木です。


今、ヨガって皆さんやられてますね。

ホットヨガなんて言うのもあったりして、本格的なものではなく一つの気軽にできるエクササイズとして定着しています。

運動強度はそれほど高くなく、準備するものもヨガマットくらい(別に無くても出来る)なので、女性を中心にしてとても広まっています。



しかし、強度が高くないはずなのにヨガで体を痛めてしまう方が時々いらっしゃいます。

当院にも今まで何人かいらっしゃいましたが、健康のための運動が体を痛めてしまう原因になってしまうのはとても残念なことですよね。

ヨガのようなゆっくりな動作でも体を痛めてしまう原因についてお話したいと思います。

こんな事を気をつけることで無理なくヨガを楽しむことが出来ますので、どうぞお読みください。

このページの内容

共通する痛めた原因

ヨガで体を痛めた患者さんに、具体的にどういった原因で痛めたかお聞きすると皆さん、無理な姿勢、ポーズをやっていて、というものが殆んどでした。

ヨガのポーズを頑張って行おうとして無理をしてしまうんですね。



ゆっくりでも自分にとってきついポーズを無理に行おうとすると筋肉や関節を痛めてしまいます。

ゆっくりでなんで?と思われるかもしれませんが、そんな理由はこんな事です。

①オーバーストレッチ

これは無理なストレッチをかけてしまう事による弊害を指します。

硬い筋肉を無理に伸ばそうとすると、反射的に筋肉は硬くなってしまいます。

伸ばすことが危険と感じて体を守ろうとするんですね。

ここで硬くなった筋肉を無理に伸ばそうとすると、筋肉にとても強い負荷が掛かってしまい傷ついてしまいます。

いわゆる、筋損傷、肉離れというものです。

筋肉は力が入りながら伸ばされるのが一番負荷がかかります。

ヨガで無理に腕や足、首などを伸ばそうとするとゆっくりでもとても強い負担が掛かっているのです。

②関節への負担

関節を痛めてしまう方も多いですね。 

肩が最も多く、首なんかも時々いらっしゃいます。

関節の動く範囲を可動域と言って、この動く範囲は人それぞれです。

私達がよく治療の前の評価の段階で、関節の可動域を調べることがあります。

硬い人、柔らかい人など人それぞれですが、これは生まれつきの部分もありますし、日頃の動作、姿勢、過去のケガなどにも可動域は影響されます。

ヨガで無理なポーズを頑張って行うと、硬い関節の人は自分の可動域以上の動きを強制されます。

関節にはそれを取り巻く関節包、靭帯、腱などが存在し、ゆっくりな力でも強くストレスが掛かる事でこれらが損傷してしまいます。

瞬間的なものでなくても、十分にケガをしてしまう負荷になってしまいます。

自分で関節技をかけてしまうようなものですね。

③呼吸

無理なポーズを取ろうすると、どうしても体に力が入ってしまいます。

こうなると呼吸を止めてしまいがちになり、これが体を硬くしてしまう要因でもあります。

呼吸、特に吐くことは自律神経の副交感神経が優位になり、体の緊張を和らげてくれます。

ヨガで体を痛めないための対処法

ヨガはゆっくりのポーズで負荷が軽いと思われがちですが、やはりウオーミングアップは必要です。

教室やスタジオなどに通われている方は、そのプログラムにウオーミングアップが組み込まれているかもしれませんが、特に自分で気になる部分は念入りにストレッチを行うと良いでしょう。



あと、これから寒い時期になるため、筋肉が硬くこわばってしまいがちです。

痛めないためには、プログラムに入る前に筋温を上げておくのも予防になります。

エアロバイクやウオーキングを20分くらい行う事で筋温が上昇し、血流が良くなり筋肉も柔らかくなります。


ホットヨガの利点もこんなところにあります。

まとめ

健康のために行う事で体を痛めてしまっては、本末転倒になってしまいます。

運動はどんなレベルでも怪我をするリスクがある事を認識して頂き、それなりの準備を行う事で、更に大きな運動の恩恵を受けることができますよ。

どうぞ、これからも頑張って続けてくださいね。

佐々木接骨院
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