炭水化物ダイエットがナンセンスだと言える理由。

今日は僕の奥さんが頑張っているダイエットネタでお送りします。

世間では未だに流行っている炭水化物ダイエット。

お米、パン、麺類などの炭水化物を抜いて行うダイエットですね。

今日はこの炭水化物ダイエットがいかにナンセンスなのかをお話します。

このブログを読めば、炭水化物のありがたさが分かるようになりますよ。

このページの内容

炭水化物=糖質=太る?

炭水化物は糖質とも言われます。

糖と言う文字が太りそうなイメージを連想するかもしれません。

炭水化物は体の中で身体を動かすためのエネルギーに変わります。

エネルギーとはまさに、車で言うならばガソリンのようなもの。

人間が生きていく上では欠かすことのできない、無くてはならないものなのです。

タンパク質の分解を抑える

では、この炭水化物を絶ってしまうとどうなるか。

体はエネルギーが無ければ動けないので、自分の体の中でエネルギーを作りだそうとします。

こうなると身体はまず、筋肉を分解してエネルギーを作るようになります。

これは糖新生と言われ、人間が生きていくために自然に起きる現象です。

脂肪が分解されるだけなら良いのですが、筋肉の分解も必ず起こります。

アスリートで減量をする場合はここで一つの選択を迫られます。

パワーを取るか、スピードを取るか。

持久系アスリートでは一択ですが、コンタクトスポーツではとても難しいところです。

タンパク質だけ充分に摂っていればよいのか

では筋肉は残したいので、タンパク質だけ充分に摂っていればよいのか?と言えばそうではありません。

タンパク質の栄養状態を維持するには、他の栄養素(炭水化物、脂質など)の摂取量が十分に足りているという前提が必要です。

あと、炭水化物を摂取することで膵臓からインスリンと言う物質が分泌され、このインスリンが筋肉を作ったり分解されるのを抑えてくれます。


やはりバランス

どれか一つの栄養素をカットする、というのはバランスを欠き体に負担が掛かる事が考えられます。

炭水化物とタンパク質の理想的な摂取割合は、炭水化物3:タンパク質1。

この割合を維持したまま全体の摂取量を減らすのが、理想的なダイエット食と言えるでしょう。

アスリートの場合、タンパク質の割合を少し多めにしても良いかもしれません。

まとめ

これでも炭水化物を抜きますか?(笑)

ダイエットは摂取カロリー、消費カロリー、基礎代謝などを元に計画的に行う事で健康に痩せることが出来ます。

安易な炭水化物ダイエットで無理しないでくださいね。

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