こんばんは。

カルピスを飲む時は8:2と決めている院長の佐々木です。

今日はリハビリネタでお話します。

膝の前十字靭帯断裂。

アスリートにとっては決して巡り合いたくない怪我ですね。

膝の関節を繋ぐ大事な靭帯が切れる、アスリートにとっては致命傷とも言われる怪我です。

治療は手術が行われ、復帰までには通常10ケ月かかると言われています。

予後の悪さ

10カ月の治療、リハビリを終えて晴れて現場に復帰。

しかし、このケガは復帰出来たからってもう大丈夫なわけではありません。

多くの人が復帰は出来ていてもどこか不安感、痛み、違和感を感じています。

長期の安静とそれによる筋力低下。

手術での体への傷はとても少なくなったものの、切れたものを繋げた、という事実が全てを解決するわけではありません。

競技は出来るのです。

しかし、いつまでも膝への不安は付き纏ってしまいます。

前十字靭帯断裂のメカニズムと受傷の特徴。

前十字靭帯(以下ACL)断裂の特徴としては、単独でケガをしてしまう事。

急なストップやジャンプからの着地などで、好ましくない膝の状況でこれらを行うと切れてしまいます。

それは膝の関節が前後にズレてしまう事が原因です。

剪断力と言う前後にズレる力が急激に働き、ACLを切ってしまいます。

なので復帰後も同じようなストレス、ズレないようにすることがとても重要になります。

関節を筋力で強化する

このズレや不安定感を改善するには膝周りの筋肉の働きがとても重要になってきます。

良く膝周りの筋肉と言うと、大腿四頭筋などの前にある筋肉が思い浮かぶと思います。

しかし、ここでは太もも裏にあるハムストリングスに着目して強化する必要があります。

筋肉に位置に起因する膝の制御機能。

先程ACL断裂は、膝の関節のズレが瞬間的に起こって発生すると申し上げました。

このズレの上下関係は、下が上に対して前方にズレる、というものです。

ですので、下側部分、つまり脛の部分が前にズレることを最大限防がなければなりません。

そこでハムストリングスの起始と停止を見てみましょう。

このように停止部分は膝の関節を乗り越えて脛の骨に付着します。

この起始停止を見ると、ハムストリングスが働くことは脛の前方へのズレを防ぐことが分かると思います。

改めてもう一度

ハムストリングスの筋力の向上が、ACL断裂後には不可欠になります。

そこで、現場へ復帰されてもまだ不安感や痛みに悩まされている方々に提案です。

改めてハムストリングスを鍛えたらどうでしょうか。

ハムストリングスは股関節、膝関節を跨ぐ二関節筋です。

足を後ろに伸ばしたり膝を曲げたり、その働きはとてもダイナミックでかつ複雑なものです。

まだ不安感のある方は、このハムストリングスの機能がまだ十分に戻っていない可能性があるのではないかと僕は思っています。

ハムストリングスの筋力発揮はとても複雑です。伸ばされながら曲げたり、曲げながら伸ばされたり、力を入れたまま曲げたり伸ばされたり。

ハムストリングスのパフォーマンスは非常に多岐に渡るので、リハビリ期間中ではカバーできずにまだやり残した部分があるのでは、と思っています。

まとめ

ハムストリングスのトレーニングは自重でも十分に効果が望めるものがあります。

やり残したものがあるとしたら、あなたの膝はもっと良くなるかもしれません。

具体的な運動など、何をやっていいか分からない方はご相談下さい。

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