シンスプリントを予防改善するにはこんなところも重要。

こんばんは。

小さい頃の土曜日の昼食はポンポコラーメンが多かった院長の佐々木です。

今日はシンスプリントのお話をしたいと思います。

スポーツ傷害の代表的なもので、原因はオーバーユースです。

走り過ぎ、跳び過ぎによって引き起こされる痛みで、痛いところはこんなところ。

整形外科などを受診すると練習の中止、練習強度の低下を指示されると思います。

でもやはり、オーバーユースが原因のケガなので、こういった事は行わないといけないんですよね。

でも、ここで練習を休んだら試合に出られない。

どうしても試合に出たい。

と思うのは努力を積んできたアスリートにとっては当然の事。

その人一倍積んできた努力がシンスプリントという結果を産んでしまって、それによってパフォーマンスを絶たれるなんて、悔しいしやりきれないですよね。

なるべく早く復帰したい、出来たらシンスプリントを回避したい。

そんなアスリートに向けて、こんな事をお勧めします。

このページの内容

足裏をほぐす

シンスプリントは骨膜の炎症です。

骨膜とは骨の表面にある膜の事で、骨にくっ付いている筋肉がオーバーユースのために過剰に引っ張られ炎症を起こしてしまいます。

原因は過剰に引っ張っている筋肉なのです。

その筋肉は脛の内側に始まり、最終的には足の裏まで到達します。

そうです。

足の裏の使い過ぎが大きな原因なのです。

この足の裏をほぐすことでシンスプリントを引き起こしている筋肉が弛緩して骨膜を引っ張る力も減弱され、炎症は軽快します。

何故、シンスプリントが起こるのか?

シンスプリントの原因となる主要な筋肉は、長趾屈筋と長母趾屈筋です。

いわゆる足の指を曲げる筋肉ですね。

走っている時、ジャンプをする時、地面から足が離れる局面では足の指はグッと力が入って最終的な、地面に力を伝える役割を果たします。

着地時もこの筋肉は収縮し、着地時の衝撃に耐えるために伸張性収縮でそれに応えます。伸張性収縮は筋肉が伸ばされながら力を発揮する収縮形態で、とても高いストレスが筋肉には掛かります。

そして、力が入ったまま等尺性収縮という筋肉の長さが変わらない状態でキープされ、次の離地期でまた今度は短縮性収縮によって急激に筋肉は縮んで、地面に力を伝えます。

要は力が入ったまま、伸びたり縮んだりをずっと行っているという事。

こんな事を数え切れない程やったらそりゃ痛くなります。

回復の早い思春期でもリカバリーが疲労に追い付きません。

シンスプリントになる走り方の特徴としてつま先走りが挙げられます。

足首を伸ばして、つま先で接地してピッチを上げて走る走り方ですね。

こういった走り方の選手は、スタートダッシュに秀でる傾向があり、クイックネスも高い傾向にあります。

しかし足先の小さな筋肉に負担が掛かるため、往々にしてスタミナに問題があるように思います。

改善予防するには

先ほど挙げた足裏へのアプローチが有効です。

セルフケアでもいいので、自分でマッサージすることでも十分効果があります。

あとは青竹踏みのように、道具を使って気持ちよい刺激を入れるのも良いでしょう。ゴルフボールを足裏でコロコロ転がすのも良いと思います。

ランニングフォームに関しては、足首をもう少し曲げて(いわゆる背屈)地面に接地するようにします。

つま先走りの選手は自分の重心より前に足を接地する傾向が高いです。
ここから足で地面をを掻くようにして進みます。

背屈をすると自然に接地位置は自分の重心に近づいてきます。

そういった変化はロスの無い、負担の軽いランニングフォームに繋がっていきます。

まとめ

シンスプリントはなってしまうと厄介なもので、ずっとテーピングしてごまかす、なんて事にもなりかねません。

予防がとても重要なスポーツ傷害です。

是非、セルフケアを行ってください。

佐々木接骨院
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